いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

千代さんのお誕生日

こんばんは、haruです。一昨日、4月20日は、千代さんの70回目のお誕生日でした。

 

ここんとこ、部屋への侵入、分かりやすい嘘や言い訳、何度も起こる「拭き上げたつもりが、結果、弄便」などが続き、千代さんとの関係は良くなかったので、忘れてるフリしようかなーなんて思っていました。

 

だけど、千代さんには、祝ってくれる旦那さんがいない。

 

主人も義兄も、子供の頃に受けた虐待や、幼い自分達を置いて出ていった千代さんのことを、子供を捨てた人だと思ってて恨んでいますから、息子二人にも期待出来ない。

 

去年のお誕生日は、入院中だったため、誰にも祝ってもらっていない。

 

まあ、こうなったのは、千代さん自身が招いたことなんだけどね・・・。なんか、胸の中がモヤモヤする。

 

 

結局、中トロ丼、フルーツの盛り合わせ、千代さんの大好きなチーズケーキをお昼ご飯に用意しました。

 

プレゼントは、汚染で捨てることになってしまって、すぐに足りなくなる下着と靴下。あ、あと部分入れ歯用のポリデントスペシャルセットだ。

 

 

さすがに、「ハッピーバースデイ♪」なんて笑って言ってあげられるほど、私は出来た人間ではない。キッチンのテーブルの上、千代さんのスペースに、ポンと置いておきました。

 

 

 

「これなあに?」分かってるだろうに、聞いてきた千代さん。素直じゃないね。

 

「下着と靴下。」お誕生日プレゼントと言えない私も、かなり素直じゃない(笑)

 

 

「ありがと。」小さな小さな声で、ボソッと言ったのが聞こえました。

 

「うん。」同じくらい小さな小さな声で答えた私。

 

 

何やってんだ?私たち。

 

 

とりあえず、70歳のお誕生日おめでとう、千代さん。ここで言っておこう。

障子の鍵

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こんばんは、haruです。急に夏みたいに暑くなって、身体がついていきません。頭痛薬を手放せなくなりました。いきなり痛みが襲ってくるから困ったもんです。

 

 

さて、千代さんの侵入対策のため、ずっと探していた障子の鍵。やっといい感じのものが見つかり、さっそく取り付けてみました。

 

「押」という部分を押すと反対側が上がって、そこにぶつかり横の障子が開かなくなるという仕組みです。写真は、反対側が上がり、ロックがかかってる状態です。

 

四枚の障子の真ん中二枚、左右それぞれにつけましたから、これで、四枚とも開かなくなります。

 

もちろん、縁側に出たい時は、上がっている部分を押して平らにすれば開きます。書いてある通り、「ワンタッチ」です(笑)

 

これで、千代さん、縁側から入ることは出来なくなりました。障子ごと外してしまえば入れますが、そこまでしないと思いたい・・・。

 

 

でね、隣の部屋から縁側に出る障子に、折り紙を小さく折って、開けたら落ちるようにしておいたんです。寝室に入ろうと、縁側に行ったらわかるように。(縁側へは、私たちの寝室だけじゃなく、隣の和室からも入ることが出来るんです)

 

見事にひっかかった千代さん。本人も、落ちてきた折り紙に気が付き、買い物から帰った私に言い訳してきました。

 

「縁側に出たのは、雨戸が閉まってるか確認しただけだから。」と。

 

雨戸の確認なんて、今まで縁側からしたことなんてないじゃない。

 

百歩譲って、確認しようとしたのだとしても、まだ明るい時間ですし、縁側まで行かずとも、廊下へ出ただけで分かります。だって、明るい時間に雨戸を閉めたら、廊下まで真っ暗になるんだもん。

 

相変わらず苦しい言い訳だ。

 

 

でもいいんだ。もう、縁側の方からは入ることが出来なくなったのだから。外出してる時の、イライラや不安から解放される。

 

これで解決!

 

 

なんだけど、なんだけどね、なんなんだろ?このすっきりしない気持ち。

 

 

部屋に入られている時、入られる不安がある時は、それを理由に不機嫌でいられた私。その不機嫌を理由に、千代さんとはかなりの距離を置くことが出来たし、千代さんも、それを仕方ないと思ってたはず。

 

もう、部屋には入ることが出来ない。だから、元に戻れる?普通に話せる?もう、不機嫌でいることはいけない?

 

無理だ。もう、どうやって話をしたらいいのかもわからなくなってる。今まで言われたこと、されたことが消えちゃうわけじゃないもん。それを思い出すと話せない。

 

赦すって難しいね。私、そんなに器大きくないや。

ついに言ってしまった!!

こんばんは、haruです。春ですね。私の住んでるあたりじゃ、蕾が一気に膨らんで、今日あたりから、散り始めたんじゃないかなーって感じ。

 

毎年、息子を連れてお花見に行っていましたが、さすがに5歳近くにもなると、「お花見より鉄道博物館に行きたい!」と、ハッキリキッパリ言うことが出来るようになり、今年は桜じゃなくて、電車を見に行ってきましたよ。

 

えー・・・、とか思ってたけど、意外と大人も楽しめましたし、春休み最後のお出かけとしては、大成功だったのではないかなと思います。

 

 

 

で、タイトルにあるように、私、ついに言ってしまった!!んです。

 

 

ここんとこ、ずっと続いている、千代さんによる、留守中の部屋への侵入。二重に仕掛けたトラップの一つを、なんとなく、証拠隠滅しようと元通りにしてあるあたり、どう考えても、主治医の言う、認知症の症状とは違う気がする。

 

 

「何で入るん?入ってんのわかってんだよ。」と問い詰める主人に、「入ってないのに入ったって言われちゃ黙ってられない。」とか言って、逆切れしてきた千代さん。もうね、私も我慢出来なくなりました。

 

「入ったら、ちゃんとわかるようにしてあるんだよ。それに、私が部屋にいるのに、誰もいないと思って入ってきた、あれは何だったの?何で入って来たの?いない時、入ってるでしょ?誰もいない部屋に入り込んでなにしてんの?」って言っちゃった。

 

「何にもしてない。」(あれ?入ったこと認めてるじゃん(笑))という千代さん。

 

「何にもしないのに、なんで入るん?理由もなく入るのって変じゃない?入りたい理由があるんでしょ?」と、さらに被せた私。

 

するとね、千代さん、想像をはるかに超えたことを言ってきた。

 

「入っちゃったもんはしょうがない!!」はい、開き直りですね。なんなんだ?いい大人の言うことじゃないよね。面白すぎて、笑っちゃいけないとこなのに笑っちゃった。

 

 

 

よく、偉い先生なんかが書いてるものに、統合失調症の患者に対して、周りの家族が強い感情表出すると、病気が再発する確率が高くなるとか、そうならないように家族を家族を教育するとか、そういったのがあるけれど、そんなのクソくらえだ。(高EEってやつね)

 

高EE結構。だって、上手く受け流すことが出来ることとそうでないことがありますもん。

 

 

毎日毎日、ずーっと一緒。千代さんが死ぬまでずーっとずーっと続くんです。ん?千代さんが死ぬのっていつ?私が先に死ぬんじゃないかとさえ思ってしまう。

 

自分が明日死んでも後悔しないよう、我慢はしすぎないようにしよう。

 

 

今回、ついつい、主人に加勢する形で言っちゃったけど、これぽっちも後悔はしていません。

 

急性期の千代さんを見ていただけに、心のどこかで恐れていたくらいなので、言えた自分を褒めてあげたい。

主治医の見解と主人の気持ち

こんばんは、haruです。暑かったり寒かったで、まだまだ体調の良くない人が多いですね。私も、まだ、風邪や花粉症でぐずぐずです。

 

さて、先日の記事に書いた、外出中に千代さんが部屋に侵入するという話ですが、記事を投稿した日、実は、受診日だったので、主治医にその旨を伝え(持って行った記録に打ち込んでおいた)、相談しました。

 

主治医の見解としては、「認知症の症状にそういうのがあるから、もしかしたら、本人は覚えていなんじゃないかな?本人なりの理由とかもあるのかもしれないし、しばらく様子を見てみて。鍵を付けるのも手かもしれないね。」って感じでした。

 

本人のいるところで話をしたのだけれど、千代さんはまるで他人事のように、会話には全く入ってきません。

 

主治医から、どうして、留守中の部屋に入り込むのかを尋ねられても、主人に聞かれた時のように、黙秘を貫き通しました。

 

 

でね、さすがに、その日から二日間は、入り込んだ形跡はありませんでした。このまま、入らなくなるんじゃ?なんて思ってた私。

 

甘かった。

 

三日目、外出する用事が、一日三回あったんですが、そのいずれも、しっかりきっかり入り込んでました。三回ですよ!!一日三回。食事か!!って突っ込みたくなる。

 

もう、ここまでくると、正直、「嫌悪感」しかない。主人にもそう言っちゃった。「もし、私の立場だったら、同じ気持ちだと思うよ。」って。

 

すると、逆に主人にこう言われました。「自分の親が、そんなことするって、どんな気持ちが分かる?ちゃんとした親に育てられたharuには分かんないでしょ?」と。

 

それぞれが、色んな気持ちを抱えてるんですね。はぁ・・・。

 

 

で、話は戻って、主治医の見解。認知症の症状じゃないか?って言ったけど、そうなのか?ちょっと検証してみましょう。

 

私、以前、認知症のおばあちゃんと一緒に住んでました。確かに徘徊はあった。歩けなくなってたから、這っての徘徊。足の甲を擦ってて、床を血だらけにしながらの徘徊。千代さんのように、すごい執念でした。これは同じだ。

 

そして、理由も確かにあった。「昔、お金を借りた人に返しにいかなきゃいけない。」だとか、「夕方になったから、親が心配してる。暗くなるまでに帰らなきゃ心配する。」だとか。

 

当時、おばあちゃんは93歳くらいだったので、当然、親なんか生きちゃいないんだけど、本人は生きてると思ってるから、ちゃんとした理由だったんだろうと思います。

 

なので、もしかすると、そんな感じで、千代さんにも理由があるのかもしれない。千代さんは、黙秘なので分からないけど、あるんでしょうね。すごい執念だし。(私は、前回も書いたように、ありもしない私の不貞を立証するため、何かないかと探してるんだと思います。妄想を現実とごっちゃにしてる気がする。)

 

だけどね、おばあちゃんは、いつだって、家じゅうのどこだって、徘徊したんです。「家族の留守中を狙って決まった部屋」ってのはなかった。

 

真夜中、いきなり私の顔のまえにおばあちゃんの顔があって、ほんとに飛び上がるくらいにびっくりしたことがある。

 

早朝、変な臭いがキッチンからしてきて、見に行くと、おつまみのさきいかをお鍋で煮てるおばあちゃんがいたりしたこともある。

 

いつだって、どこだって。だったんです。

 

認知症って、そんなじゃないの?家族の留守を狙って決まった部屋へ。千代さんのように、こんなあからさまで、タチの悪い徘徊ってあるんっだろうか?

 

謎。

 

とにかく、いい鍵を探そう。四枚障子に取り付けられる鍵なんてあるのかな・・・。

侵入者

こんにちは、haruです。またまた、前回の投稿から、ずいぶん経ってしまいました。もう春ですね。

 

前にもちょこっと書いたかと思うのですが、千代さんが、私や主人の留守中に、夫婦の部屋や寝室に入り込んで何かをしてるって話。

 

確か、主人と一緒に私も出かけたと勘違いした千代さんが、いきなり部屋に入ってきて、「一人じゃ寂しいから・・・モゴモゴ・・・・・。」と、訳のわかんない言い訳をしたことをお知らせしたと思います。

 

あれ以来、出かける時は、部屋のドアを開けたところに、村上春樹の新作もびっくりなくらいの本をタワー積みにして、入室しようとしたら倒れるというトラップを仕掛けました。(主人作)

 

私たちの部屋は、普段いる洋室(トラップを仕掛けた方の部屋)と、隣の和室の二間続きになっていて、和室の方は、縁側から障子を開けて入ることが出来ます。

 

数回、ブックタワーを倒したと思われる千代さん、次は縁側の方から入室してたようです。もうね、凄い執念。

 

先日、また、主人だけ用事があり出かけた時のこと、部屋でのんびり「べっぴんさん」の録画を観ていた私。和室の障子を開く音がして間もなく、二間を仕切っている引き戸もガラッと開き、「えっ?」と振り返ると、そこには、びっくりしてカチコチになってる千代さんが立ってた。

 

「あれ、○○ちゃん(息子の名)は?」って、苦しい言い訳。だって、まだ幼稚園ですもん。3時過ぎにバスで帰ってくること知ってるでしょ?

 

ってか、何で、入り口じゃなくて和室から入ってくんの?もう、これって、ブックタワーを避けた確信犯じゃん?

 

 

 

別に、部屋に変なもの置いてある訳じゃないし、見られてマズイものなんてないけれど、普通に考えて、こんなのおかしいよね?我慢ならない!!

 

ってことで、縁側から入る障子にも、トラップを仕掛けました。と言っても、息子が折り紙で折った小さな財布を、障子の間に挟んだだけなんですけど。まあ、それだけでも、開けたら落ちるわけで、入室していればすぐにわかります。

 

でね、こんなチープなトラップにも、しっかり引っかかってくれる千代さんなわけで、それが連日続くわけで、私の精神状態悪くなる一方なわけで・・・。

 

 

ぶちまけた。とりあえず主人に。

 

さすがの主人も。声を荒げて、「何で部屋に入るんだ!!中で何してるん?」と言ってくれました。

 

2週間くらい前に聞いた時は、千代さん、完全黙秘だった。昨日はね、「入ってない。」って、いけしゃーしゃーと言ってのけた。

 

「もう知らん!もう、何にもしないからね!!」と、少し頼りない捨て台詞を吐いた主人(笑)←いや、でも、かっこよかった・・・と思うよ・・・www

 

 

なんだかなー。昔、たまたま引き出しに入ってた、実家の母のメモ帳(父のことが書いてあるもの)を見たことが原因で、在らぬ妄想(私が浮気しているという)を抱き、激躁へダッシュしたことがあるので、それを思い出してしまいます。

 

多分、私の不貞か何かの証拠を探してるんじゃないかな。

 

主人は、「部屋に入っても何にもしてないだろー。目的はなく、ただ入ってるんじゃない?」なんて言ってるけど、そうなの?

 

いやいやいやいや、あの執念は、そんなわけないよ。

 

統合失調症双極性障害?統合失調感情障害?それとも、生まれ持った性格?姑根性?

 

なにが原因でそんなことするのかわかんないけど、ほんと、マジでやめてほしい。

 

もういやだー。

木の芽時

こんばんは、haruです。っと、その前に、「あけましておめでとうございます」でしょうか。今更ですけど、今年もよろしくお願いします。

 

 

年末年始バタバタして、あっと言う間に旧正月まで過ぎ一月が終わり、気づけば節分も過ぎました。そうです、恐怖の「木の芽時」がやってきました。(毎年、この時期になにかやらかす千代さん・・・)

 

寒暖差が激しいですもんね。体調も精神面も不安定になりがちです。

 

私も、去年から持ってきてしまった風邪がなかなかすっきりせず、夜中の咳に悩まされています。発作のような咳なので、マジで眠れない・・・。

 

「ぐっすり朝まで眠りたいよー。」ってのが、今の私の一番の願いですね、ほんと。私でさえこんなですからね、千代さんは、当たり前のように、調子悪いです。

 

 

「イライラしてどうしようもない。」と訴えがあり、予定の受診より早く診てもらったり、私達夫婦の部屋にこっそり入ってたり、人の粗探しをしだしたり、言いたいことは言わせてもらう的な感じになってたり、早朝覚醒が続いていたり・・・。

 

書き出してみると、まあまあの危険信号ですね。

 

 

今日、ほんとは息子と主人と三人で出かける用事があったのですが、ちょっと前からおう吐下痢症(きたない話ですみません)の症状があり、それらが消失すると、また咳だけが残って、さらに声が出なくなったため、私はうちでお留守番することにしました。

 

主人の車が出ていって数分後、私達夫婦の部屋に、いきなり現れた千代さん。多分、誰もいなくなったと思ったのでしょうね。でも、今日は、千代さん残念!私がいたんです!!

 

しーん・・・・・。時間が止まり、凍り付いた二人。(なんか言いたいんだけど、今日は、私も残念な人だ。だって、声が出ないじゃないの!!(汗))

 

 

「みんないなくなったのかと思って・・・。一人だと寂しいから。」と、蚊の鳴くような声がした?うん、したよね?

 

千代さん、それだけ言うと、スタスタと茶の間へ戻って行きました。

 

?????????私の頭ん中は、「?」でいっぱい。なんだったんだ?

 

 

ってか、「車が出てってから、こんなに早く入室するのか?すごくない?」と、そこに妙に感心してしまいました。

 

もちろん、すごくムカついたけどね。もし、誰もいなかったら何をするつもりだったんだろ?ほんとやめてほしい。

 

呑気な主人は、「なんか、幽霊か妖怪みたいだね。」って笑ってました。(主人いわく、そんなふうに言っておいたほうが、私の怒りが小さくなるかららしいが、逆効果な気がする)

 

 

 

先日なんかも、台所の後片付けをしている時、息子が「ママー、うんちでたー。」と言ったので、ちょっと、その場を離れ、部屋でお尻を拭いたり、パンツやズボンを穿かせたりしていた私。

 

そこへ千代さんがツカツカとやってきて、「ストーブがつけっぱなしだよ。」とわざわざ言いにきた。

 

危ないと思ったら、(ムカつくけど)黙って消してくれればいいし、それよりなにより、シンクの片づけが途中になっていることに気が付かないのか?すぐに戻りそうだときづかない?お願いだから察してくれー。

 

大体、昔の家だから、独立型の台所で、さっぶいんです。主婦は、複数の仕事を同時にこなすのだから、ちょっと台所を離れることなんてしょっちゅうある。

 

いちいち、消したりつけたり出来るか!こたつに首まで入って、一日中横になってる人に言われたくないんですけど!って思いをぐっとこらえてるから、それが咳になって出てるんだな、きっと。うんうん。

 

この時主人は、「何か文句を言いたくてたまらないんだろうね。」って言ってたな。(これも、逆効果な気がする。だけど、どう言ってもらいたいのか、自分でも不明)

 

 

そんな感じですから、千代さんとの距離は、むっちゃくっちゃ離れています。木の芽時の千代さんに近づいて火傷しないんだもん。自分を守りたい。

 

とか言いながら、昼間、千代さんが言った、「寂しい」というワードが胸に突き刺さってる私。なんか・・・、どっちやねん!って、自分に突っ込み入れたくなりますね。

複雑な気持ち

お久しぶりです。haruです。明日は書こう、明日こそは書こうと思っているうちに、いつの間にか、あと2週間で今年も終わりになってしまいました。

 

 

とりあえず、報告から。実母の食道癌の手術は、無事、成功しました。予後もいい感じで、もう、心配いらないかなってくらいになりました。

 

千代さんは、寒くなってきたせいか、どちらかというと鬱よりな感じです。部屋で、ぼーっと一点を見つめていることが多くなってきました。一応、読書はしているのですが、3冊の本をローテーション。そんなんで面白いのかなー・・・。私には出来そうもないことなので、すっごく不思議。

 

たまーに、思い出したように、畑に行く恰好一式でビシッとキメて畑へ行くのだけど、ほんの3分ほどで戻ってきます。ウルトラマンか、カップラーメン?と突っ込みたくなる(笑) 

 

あ、もっともっとたまに、自分の部屋に掃除機をかけるようになりました。僅かな僅かな変化ですが、本人にとっては大きなことなのでしょうね。

 

夜は、寒くて布団から抜け出したくないのか、明るくなるのが遅くなったからか、割と眠れているようです。多分。お薬の量から考えると、それでも眠れていない気はするんですけどね。

 

全体的に見て、低め安定ってとこでしょうか。落ち着いて年越し出来そう。良かった・・・。

 

 

ふーぅ。で、ここから、タイトルにある、「複雑な気持ち」に入ります。

 

以前の記事で、友達の調子があまり良くないことについて書きました。あれから、受診をしてお薬を飲み始めましたが、なかなか安定しませんでした。

 

機関銃のようにラインは来るし、電話で話したいと言われ話を聞くと、1時間ずっとしゃべりっぱなし。なんか、千代さんが躁へ向かう時みたいになってきたんです。

 

被害妄想もすごくなって、家族とのトラブルも多くなりました。まだ、二十歳そこそこの息子くんたちに、こういうもの全てが病気から来る症状だと説明しても、なかなか納得してくれず・・・。

 

もうね、「死ね!」「お前なんか親じゃない。」みたいなことを言われるまでになってしまって、私からも、息子くんに説明しました。

 

私も、妄想の対象になって、どうしても許せないことを抱えたままだということ。それでも、病気だから仕方ないと思わなきゃいけないこと。病気の母親を受け入れることが出来なくても、病気についてだけは理解だけはしてほしいということ。家系的に、脆弱性の高い人が多いので、自分達も、病気について勉強したほうがいいということ。

 

はい、お節介オバサン(笑)

 

でもね、言わせてもらいました。友達の居場所がなくなるのを見ていられなかったから。

 

 

なんだけど・・・、私、以前、千代さんの友達から電話がかかってきた時に、「千代さんをお願いしますね。」と言われ、「一緒に住んでるわけじゃない人に、どうしてそんなこと言われなくちゃいけないんだ?そばにいる家族だって辛いんだ。なんで、他人にそんなお願いされなきゃいけないの?」って思った。

 

千代さんの友達は、千代さんが大事な友達だから助けたかった。心配だった。今の私と同じ。

 

許せないでいる息子くんたちも、今の私と同じ。

 

千代さんは、おそらく、孤独を感じていると思います。だって私、自分を守るために距離をとっているから。

 

 

記事にしてみると、「それくらいのことか。」くらいに思えてくるのだけど、なんともやりきれないというか、複雑というか。

 

実の母親だから、普通に文句が入れる息子くんを羨ましいと思ったり。そんなこと思ってる自分が嫌になったり。友達と千代さんを重ね、息子くんたちと自分を重ね、またさらに落ち込んだり。

 

そんなこんなで、ブログからも遠ざかってました。また、書いていけるといいな。