いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

出来ること、出来ないこと

こんばんは、haruです。

 

日曜日、月曜日と一泊二日で、東京へ行ってきました。主人のセミナーと、私の用事とがうまく重なって、ちょっとした旅行気分。(すごく楽しかった。)

 

たった一泊二日。されど一泊二日。

 

千代さんの身の回りのことをする私がいなくなるわけですから、その分の食事の用意をしていかなければなりません。

 

でも、それは、用意していけば何とでもなるわけで、ちょっと頑張れば二泊三日はイケます。(実験済み)

 

問題はゴミ出しです。これが、千代さん行かない。なんでですかね?行かないんです。

 

散歩には行くんですよ。散歩コースに、ゴミ収集場もあるんですよ。しかも、家から歩いて1分のとこ。

 

月曜の朝は燃えるゴミの日でした。「もしかしたら、自分の尿取りパッドくらいは捨ててくれてるかな?」と抱いた淡い期待。

 

所詮、淡い期待は淡いもの。消えてなくなるんですね。やはり、そっくりそのまま残っていました。

 

期待するからがっかりするんです。それは分かっていますが、別に、身体的に問題があって行けないわけじゃないですしね。身体的ではないところに問題があるのも分かっているけど、わかっているから苦しい。

 

私、障害者の支援や介護に携わる仕事をしてきたので、色んな方と出会いました。

 

これ、差別じゃなくて、私の体験からくる主観的なものですけど、身体障害者視覚障害者他、精神以外の障害を持っている方って、健常者と変わりなく、なんでも出来る自分でいられるよう、一生懸命生きている印象を受けます。

 

「大丈夫。自分でしたいし、自分で出来るから手を出さないで。本当に出来ないことはお願いするからやってね。」とおっしゃいます。

 

そういうとこが千代さんにはありません。病気の症状なのでしょうね、きっと。

 

ひとつ、ひとつ、またひとつ・・・。どんどん、周りに依存することが増えていきます。ってことは、どんどん家族の負担が増えていくのです。

 

うーん、「どんどん」っていうより、じわりじわりって感じ?真綿で首を絞められているようね。ぐるじい・・・。

 

これ、自分の関わっている利用者さんだったら、絶対に「自分で出来ることは自分でやってね。ケアプランに入ってないから。」ぐらい言うだろうな。

 

家族だから、嫁だから出来ない。出来ることと出来ないことの線引きが出来ない。

 

じゃあ、支援受ければいいじゃない?って思うでしょう?でもね、それが、なかなか出来ないんですよ。何度も地域包括や保健センターへ足を運んでいますが、なかなか進みませんね。これについても、おいおい書いていきたいと思っています。