いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

期待すること、諦めること

こんばんは、haruです。前回の記事の続きになりますが、千代さんのお薬の管理(飲み方や飲む場所など)についてです。

 

 

先日の記事に書いたとおり、息子の誤飲以来、3年以上、お薬の管理については、あーでもない、こーでもないと、試行錯誤しています。

 

しかし、どうやっても、千代さんには理解してもらえません。

 

本当に理解出来ないのか、私たちの言う通りにするのが嫌なのか、千代さんの言うように、シンクで飲むのが不安なのか、実際のところは良くわかりません。

 

 

ただ、私は、原因不明のまま目を覚まさない息子に付き添っていた時間の恐怖が忘れられませんし、やはり、どうしても、そこにこだわってしまいます。

 

ですから、一日中、千代さんのお薬に目をひからせ、期待して裏切られ、そしてムカつく・・・、の繰り返し。

 

お薬に、四六時中、振り回されているんです。

 

なんかねー、もう、疲れた。

 

 

以前、読んだことのある本か何かで、統合失調症双極性障害などの疾患を持つ家族に、腹が立ったり、ムカついたり、イライラしたりするのは、「期待しているから」だと書いてあった。

 

そうなんだよね。これくらい、普通出来るでしょ?普通はこうだよね?と、こうあるべきだとか、こうすべきだとかを、「期待」してる。

 

それがその通りにはいかないからムカつく。

 

だったら、期待しなきゃいいんだよね。(と、事あるごとに思うのだけど、すぐに忘れる(笑))

 

病気なのだから、「普通のこと」を期待しちゃいけない。わかってるのに、なかなか難しいことです。

 

 

もう、お薬は、どこで飲んでもらってもいいかなって思い始めています。

 

 4歳の息子に、ちゃんと起こったことを話して、「ママは、同じことが起こると悲しいし怖い。」ってことを伝えてみようかなって。

 

子供って、ダメって言ったことはあんまり守れなくても、「ママのお願い」や「お手伝い」は、意外ときいてくれるものですよね。

 

だから、「もし、おばあちゃんのお薬が落ちていたら、すぐにママのところに持ってきてね。」ってお願いすれば、しっかりやってくれそう。任務にしちゃえば、「キリッ」っとやりそうじゃないですか?

 

そして、なるべく、千代さんがお薬を飲む部屋には入れないようにしよう。

 

 

そうすれば、お薬から解放される。楽になりたい。多分、諦めるってのも大事なんだ。

 

それでなくとも、毎日、色んなことが起こるんですから。どんどん手放していきたい。

 

やーめたっ!をコツコツと、ですね。