いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

認定調査

こんにちは、haruです。先週の木曜日、病院にて認定調査を行いました。

 

午後2時から始めたのですが、結構時間がかかり、主人の仕事始まりの時間もありましたので、先週の外泊練習は無しになりました。(ちょっとラッキー。)

 

前にも書きましたが、高齢者用に作られた認定調査の項目では、千代さん、ほとんど引っかかるところがありません。ほとんどが、「自立」となるでしょう。

 

身体的な衰えや、機能的な問題などないんですもん。となると、「出来ない」ではなく、「やろうと思えば出来る」→「出来る」と思われてしまうんですよね。

 

でも、ちょっと待って!「やろうと思えない」「やろうと思っても出来ない」病気なんですよ!

 

一見、普通に見えますが、それは、お薬が効いて、安定している時だけ。季節や、ライフイベント、ちょっとした刺激で、コロッと豹変するのです。

 

ここんとこを調査では理解してもらえない。備考欄に、どれだけのことを入れていけるかが、大きく認定を左右するのだと思います。

 

なので、主人には、幼少時に千代さんから受けた虐待や暴言、生活するうえで困ってたことなどを、細かく打ち出してもらいました。

 

さらに、同居するようになってから現在までの躁エピソードを二人で思い出し、確認し合いながら、これも打ち出しました。

 

・怒ると包丁を持ち出す

・熱した鉄の箸を押し付けられそうになる

・豆腐、鮭、納豆のどれが一品のみのご飯

・繰り返された家出

 

 

・拘りが強い

・一度これと思うと、修正がきかない

・躁になると、スピード違反を起こしやすくなる

・躁になると、買い物をしまくる

・躁になると、投資信託などに手を出す

・躁になると、家を建て替えると言い出す

・躁になると、車を買おうとする

・おじいちゃん(千代さんの父)の杖を持って家の周りを歩くと、東京にいる長男と交信出来ると思っていた

・鬱の時に、首を吊ろうとしたことがある

・天から、家じゅうのものを洗濯しなければ悪魔がやってくるという声が聞こえてきて、家じゅうのものを洗濯した(たたまないで、山ほど放置)

・躁になると、1日2時間しか眠らなくなり、家族相手にずっと暴言を吐きまくる

・躁になると、電話の横に椅子を置いて、あちこち電話しまくり、誰か(特に、私か義父)の悪口言う

・私の不貞を疑ったり、息子の父親が主人じゃないとか、勝手な妄想でキレまくる

・軽躁になると、家族(特に私)の粗探しを始める(とにかく、何か文句を言いたい感じ)

・躁の時、離婚した義父の家に泊まりに行ったり、頻繁に二人で飲みに行ったりした(派手な下着をつけて、まるで恋する乙女)

・躁になると、裸で家の中にいる(主人が覗いて嫌だったとか、因縁をつけてくるww)

 

 

ちょっと思い出そうとしただけでもこれくらい出てきます。今だから、面白くて笑えるものもありますが、その時は、ほんとに大変。

 

地獄ですよ、ジゴク。

 

 

なんかね、うちは長男も(長男のパートナーも)いますから、「何で私ばっかり?」とか、「ついてない。」とか、「夫選びを間違えてしまったんじゃないか?」とか、ついつい思ってしまいます。

 

先週、最終回になった、不機嫌な果実みたいに、「夫だけでは、満たされない」というものとは違うけど、主人公の麻也子の気持ちはすごく良くわかります。

 

「間違いない、やっぱり私を損をしている。」って、ついつい思ってしまいますね。

 

 

とにかく、認定調査も終わり、後は退院に向けて、千代さんも家族もリハビリです。

 

今週は、外泊あるんだろうなぁー・・・。主人に「いつ?」って聞きたいけれど、私から聞くのも違う感じがして、その話題には触れないようにしています。主人も何もいいませんし。

 

多分、私の機嫌が悪くなるから言わないのだろうけど、いきなり「今日から2泊外泊練習だから。」とか言われるのは嫌だー!!!