いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

低音難聴

こんにちは、haruです。朝晩が急に冷え込んで、もう、すぐそこに冬を感じるくらいになりましたね。日中との温度差が辛いです。今夜から湯たんぽ出そうかな・・・。

 

 

さて、耳鳴りや閉塞感、頭の重さ等々の症状が辛くて耳鼻科を受診してから一ヶ月近く経ちました。最初に処方されたのが「補中益気湯」と「桂枝加苓朮附湯」の二種類の漢方薬。これらを飲んで二週間くらい様子を見ましたが、どんどん耳鳴りは強くなるし聴力(低音のみ)も落ちてゆきました。さらには、自分の声が響いたり、周りの音(洗濯機の音、換気扇の音、ショッピングモールの空調の音等々)が響いて頭が重くなる等の症状も悪化してしまうという、最悪の状態。

 

そこで、もう一つ追加されたのが「抑肝散加陳皮半夏」

 

あれ?これって、千代さんが精神科から処方されてたことあるなぁ・・・。ネットで調べてみると、赤ちゃんの夜泣きや疳の虫の他にも、うつや統合失調症認知症等にも処方されるものらしい。

 

私、うつだと思われたのか?(いや、半分、自分でもそう思ったりしているのだけど、自分でそう感じることが出来るうちは違うかなと訂正してみたり、自分の中ではそんな感じ)

 

でね、薬局のおじいちゃんの言葉、「疲れているのかな?栄養のあるもの食べて、とにかくゆっくりしないとね。」これに泣きそうになりました。こういう時、他人の優しさって身に沁みますね。(仕事だから言っているのだろうけど、それでも身に染みるくらい病んでるのかもしれません)

 

そして、それよりなにより、その三つ目のお薬が、マジ?ってくらい効いたんですね。明らかに、自分の気持ちが落ち着いていくのが分かりました。飲み始めて一週間過ぎると、ほんと、それ以前とは比べ物にならないくらいに改善してた。

 

精神科でも出てる、千代さんが飲んでたお薬が効いてしまった。

 

なんかねー・・・、これがショックでショックで。

 

 

先日の受診の時に、先生に聞いてみました。「こないだ追加されたお薬、すごく効いてる気がするんだけど、お姑さんが精神科で処方されてたものと同じなんですよねぇ(苦笑)」

 

「あ、あれねー、いい薬でしょ?赤ちゃんの夜泣きや疳の虫だけじゃなくて、その赤ちゃんのお母さん、両方で飲むとさらに良いお薬なんだよね。だから、お姑さんみたいに介護される人と、あなたみたいに介護する人両方が飲むといいの。ほんと、良いお薬なんだよ。精神科で使うだけのお薬じゃないよ、大丈夫。」

 

だってさ。良かった。貰いうつかと思ってしまってました。(まぁ、そういう一面もあるのだろうけど)

 

 

さらに、この話にはオチがありまして、実家の母にその話をしたら、あっさりとこう言われました。

 

「あんた、赤ちゃん時から疳の虫が強くて、樋〇奇応丸(ひ〇きおうがん)飲ませてたわー。」だってさ。

 

http://www.hiyakiogan.co.jp/content/tvcm/tvcm_song/

これこれ。

 

 

なるほど。だったら、「抑肝散加陳皮半夏」効いても不思議じゃないわ。どうやら私って、自分で思っているよりずいぶん繊細らしいです(笑)

言っちゃった

こんにちは、haruです。季節外れの台風が近づいているせいか、日ごろのストレスのせいか、体調がすこぶる悪い。低音難聴がどんどん悪化してて、耳鳴りやハウリングが辛いです。

 

 

 

えっと、千代さんが退院して10日ほど経ちましたよ。退院したその日、そのままショートステイへ行ってもらったのだけど、先日、その時の感想を、ケアマネさんが聞き取りにきました。

 

ケアマネさん「千代さん、この前お泊りしたところ、これからは、お孫さんの習い事とかがあるから、定期で水曜日に一泊することになってるんですが、どんな感じでした?来週からも続けて行けそうですか?」

 

千代さん、沈黙。

 

 

もう一度、同じ質問をしてくれたケアマネさん。なんだけどねぇ・・・。

 

千代さん「良くなかった。」

「どんなところが良くなかったですかね?お食事は美味しかったですか?」

「食事は美味しかった。」

「じゃあ、どんなところが嫌でした?どこを改善すれば良くなる感じですかね?」

「一人で部屋にいるとどうにかなっちゃいそうだから行きたくない。」

「じゃあ、大部屋の方がいい感じです?」

「大部屋は嫌。」

「日中は、みんなのいるリビングいるほうが、みんなとお話し出来ていいですかね?」

「ずっといるのは嫌。あんな姥捨て山みたいなとこ行きたくない。」

 

 

こんな感じで、「行きたくない。家にいたい。」と頑なにショートステイを拒否。

 

さあ困った!毎週水曜日は息子のスイミングがあって、夕方から数時間は留守にします。来月は、ピアノの発表会で半日いません。つーか、この先一ヶ月ぶんは、ケアプランがっつり作っちゃったんですよね。

 

 

とりあえず、一度、ケアマネさんには帰ってもらって、主人と作戦を練りました。

 

・一人で家にいるのは不可能に近いのだけど、本人がそれを自覚していない。

・病気のせいもあって、自分と他人の境界があいまい。ってことは、他人にしてもらっていることと自分のしていること(出来ること)の境界もあいまいなのだろう。←だから、「ありがとう」も言わないし、感謝の気持ちもないのでしょうね。

・本当に一人になったらどうなるのか?を具体的に想像出来ない。

・他の家族にもそれぞれ予定があって、自分達の生活があるのだということを理解出来ない。

 

 

こんな話をした後、主人が千代さんに言いました。(半分キレてた)

 

「僕たちには僕たちの生活があるんだ。みんなで協力しながらじゃないとうまくいかないだろう!!家に自分一人でいて、自分の事がどれだけ出来ると思ってるんだ!ご飯も洗濯も着替えも薬も、あれもこれも人の手があって生きていられることをもう少し自覚しなきゃいけない!!haruにどんだけのことしてもらってると思ってんの?どれだけ周りの人に迷惑をかけながら生きているのかわかってんのか?そんなに家にいたいなら、僕たちここを出てくから、全部一人でやってみろよ。病院も、もう連れていかないから自分で行ってね。僕たちもう知らないから。」

 

これくらいのことは言ってたと思います。

 

しばらく考えた後、「それは困る。じゃあどうすればいいん?」と言った千代さん。

 

「だから、一番いい方法をみんなで考えて、それがショートステイだったのに、せっかくプランを作ってくれたケアマネさんを困らせて、家族みんなを困らせて、そんなんじゃ周りに誰もいなくなるよ。」

 

ここでやっと、「わかった、行くよ。」と言ってくれました。良かったー(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

その夜、清拭しながら、私も少しだけ・・・、のはずが、いっぱいいっぱい千代さんに言っちゃった。言わずにはいられなかったし、今言わないと、もう言うチャンスは無いだだろうなと思ったから。

 

「お母さん、昼間、○○くん(主人)の前で姥捨て山って言ったけど、あれは捨てた息子の前で絶対に言っちゃいけない言葉だと思うよ。(嫌いだけど)お兄ちゃんも、○○くんも、好き勝手したお父さんのことはもちろん恨んでる。そして、子供だった自分達を置いて出ていったお母さんに対しても、そうとう怒りを持っているし恨んでもいるんだよ。夫婦色々あったり、病気の症状もあって家を出たのかもしれないけれど、それは夫婦間のことや子供には何の関係もないことでしょ。子供にとっては自分達は捨てられたっていう事実しかないんだよ。包丁を向けられたり、焼いた鉄の菜箸を向けられらり、そういう虐待だって、やった方は大したことないと思っているかもしれないけれど、やられた方は忘れないし、ずっと何で?って思ってる。お母さんだったら、自分を捨てたり、包丁向けたりしてきた親の面倒をみれる?お母さんは病気で苦しいかもしれないけれど、子供だって苦しんでるんだからね。」

 

ついでに、5年前、私に向けられた暴言のことも言ってやった。内容については、えげつないので割愛させていただきます(苦笑)

 

「お母さんは、そういうことを言ったお姑さんの身体を拭いたり、下のお世話をしたり、身の回りのこと全部したり出来るん?仕事だったら決められたお休みがあるけれど、そんなもんもないしお給料だってない。そんなことやってられる?私だって苦しいんだからね!!やってる私の気持ちがどんなか分かる?」

 

 

そのどれもに「そんなことしてない。」「そんなことするわけない。」「そんなこと言うわけない。」と千代さんは言いました。

 

そこに、さらに被せるように言った私。

 

「そうやって、病気のせいか認知症のせいか、自分のしたことや言ったことを忘れてしまえるお母さんは幸せだけれど、嫌なことをされたり言われたりした私たちは忘れることは出来ない。苦しいんだよ。家族みんな苦しいの!!だから、何でもやってもらって当たり前だと思わないほうがいいよ。思っちゃいけない。」

 

 

また、沈黙を決め込んでたけれど、大きなあくびまでしてたけれど、翌日から、ちょっとは「ありがとう」を言うようになりました。忘れたフリをしてるだけで、しっかり覚えていることもたくさんあるんだと思います。

 

統合失調症の患者の家族にとって、「感情表出」することはいけないと言われています。だけど、ずっとしないでいることが良いことだとも言えないな、ってちょっと思いました。

 

履歴

こんにちは、haruです。先日の記事に書いた背筋の凍るような履歴。こうやって改めて見てみると、やっぱ異常さを感じます。

 

実は、1:25から1:29の間に、番号の入った着信も1つあります。主人ではないし、登録してある人の誰でもない。こんな真夜中にかけてくる人は周りにいないから、違う電話で他の人にかけさせたのか、操作を誤って番号を通知してしまったか、あたりですかね。

 

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1時過ぎに主人のところに怒りまくりの電話がかかってきているのだから、主人に向けて怒鳴り散らしている一方で、冷静にパソコンに向かっていたことになります。(パソコンからかけてるらしい)

 

その二面性のある姿を想像すると吐き気がしてくる。

怖すぎる

こんばんは、haruです。昨夜、息子と二人、ホテルでプチ贅沢な時間を過ごしたのだけど、朝、起きてみたら、とんでもない大事件が起きました。

 

スマホの電話マークんとこ。お知らせが45って出てる。

 

えっ???なにこれ???

 

思わず、顔の真ん前まで持ってきて、数字をもう一回確認してしまった。(実家の父が死んだのかと思った(苦笑))

 

 

履歴を開いてみると2件が主人。残りはすべて「Unknown」です。どうやら、義兄からのものらしい。

 

すぐに主人に電話しました。すると、「haruが電話に出ないって、すっごい怒って電話がきた。自分をバカにしてるのかとか、まあ色々・・・。」みたいな話でした。

 

なんでも、数日前に「haruにありがとうとかお願いしますとか言った方がいいんじゃない?」みたいなことを主人が伝えたらしく、そのための電話をかけてきたらしいんですね。だけど、息子と私、既に夢の中だったから気が付かなかった。

 

だって、一番最初が22時19分。その後、夜中の1時17分から再び始まり、朝の4時8分までの間に40件以上。

 

普通、みんな寝てる時間だよね?消音にしてあれば気が付かない。もし、消音にしてなかったとしても、夜中の「Unknown」に出る人ってどれだけいるだろう?

 

何より、数分おきにかかってきてて、全部で40件以上ってとこに背筋が凍りついた。やっぱおかしいよ。

 

 

すぐに実家の父に相談しました。子供のころは、父が警察官(現在は定年退職してます)ってことが嫌で仕方ありませんでした。だけど今日は、それがどれほど心強かったか。

 

「すぐに警察に行っておいで。」と言ってくれたので、民事不介入を承知で相談に行きました。主人もそうしてくれって。

 

違う県だけど、父が元警察官、弟が現職なんですーって先に伝えてからの相談だったからかな。親身になって話を聞いてくれました。

 

・自分の身の安全が一番だから、家に来たらすぐに110番。(私の番号を登録してくれた)

・電話は、ブロックすると逆上して何をしてくるかわからないからそのままのほうがよい。かかってきたら、旦那さんに出てもらうこと。

・不安なことがあったらいつでも相談においでとのこと。

 

 

せっかくの充電が、こんな感じで台無しに。そんな中、千代さんが帰ってきました。

 

なんだろうね。そういうことをする人の親の介護をしなきゃいけない。千代さん本人からも暴言を受けてるわけだし、私ってなんなの?ってなるよね。

 

打たれ強いO型女の私も、さすがに今回はちょっと辛いわぁ・・・。

千代さん、退院しました

こんばんは、haruです。いきなり寒くなりましたね。ホットカーペットや毛布を出したりと、少しずつ冬支度です。

 

 

さて、千代さんですが、タイトルどおり、金曜日に退院しました。なんだけど、土曜日に息子の幼稚園の運動会があり、予備日が日曜日となっていたため、病院からそのまま二泊三日のショートステイへ。なので、今、ショートステイ真っ最中です。(楽しんでいるといいな)

 

 

入院中の約三週間、ほんと、色々ありました。もう疲れた。

 

この6年間、「何で私だけが?」という疑問を抱えながら、だけど、そこを深く追及する気力はなく、日々を無事に終わらせることにいっぱいいっぱい。ただ私の時間だけが奪われる形で過ぎていきました。どこかで、これでいいんだと思うようにもしてた気がします。

 

だけどね、今回の入院前、あまりにも千代さんの状態が悪すぎたこと。

そのせいで、息子にずいぶん我慢させてしまったこと。

私の体調が悪くなったこと。(低音軟調が復活したり、めまいが頻回になった)

やっぱり義兄に常識は通用しないこと。

主人は、義兄には何にも言えないこと。

 

私の「何で私だけ?」がムクムクと大きくなっていき、大げさじゃなく、毎日が「話し合い」という名の夫婦喧嘩でした。(ごめんよ息子)

 

 

 

先日のカンファレンスで義兄と主人が話し合うことになるだろうと思っていたので、私なりに、「何で私だけ?」の議論をするための前提条件を用意しました。

 

民法877条「直系血族及び兄弟姉妹は、互いに浮揚をする義務がある」

民法752条「夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない」(内縁関係でも、権利と同様に義務もある)

・親の扶養義務はその子供全員にあり、兄弟姉妹の内で誰が親の介護をするかは、話し合いで決めるべき問題。もし、話し合いが紛糾すれば、家庭裁判所に調停あるいわ審判を求めることになる。各人の経済状況や家庭環境を考慮した上で、介護負担割合を決めていくのが通常のやり方で、扶養に具体的な方法も決めてもらうことが出来る。

・刑法218条「親が独力で生きていけないことを知っていながらその保護を怠ると、懲役3か月以上5年以下の刑事罰に問われる」

 

 

今さらだけど、「親の介護は基本実子主体で行う」のが今の普通なのだ。どうして、こんなシンプルなことが理解してもらえないんだろう。

 

別に、実際に自分の手を使って介護するだけが道じゃない。自分達で相談して、自分達の生活が壊れない方法で、親が生きていける策を探せばいいだけなのに。

 

 

 

結局、義兄は何にもしません。カンファレンスには来たけれど、一言も話すことなく、終始部外者で通した感じ。

内縁の女性は来なかった。(いつも引っ付いているくせに、今回は、敢えて連れて来なかったのだろう。ずるいなとは思うけれど、大事な人を巻き込みたくないということなのだろうから、その部分に関しては、主人より一枚うわてだと思った)

 

で、「すぐに帰らなきゃいけない。」らしく、カンファレンスの後、すぐに帰ってしまいました。主人と義兄が話をしたのは、駅まで送っていく1時間弱ほどの僅かな時間だけ。そんなんで、何が決められるというのだろう。

 

帰る間際、「周りの大人のせいで、息子にはたくさん我慢させているのだから、この子だけにはしわ寄せが行かないよう、ちゃんと二人で話し合って下さい。」とだけ、義兄に伝えました。

 

 

だけど、明日にはうちに戻ってくる千代さん。なんなんだ?

 

「支援が入るよ。ショートステイに行ったんだから、少しずつ状況は変わってるでしょ。」と主人は言うけれど、その支援って、別に義兄と話し合わなくても入れることが決まってたものだよね?意味わかんない。

 

 

義兄も主人も、幼少期からの怒りを抱えたまま大人になっているため、親の介護はしたくない。だけど、捨てることも出来ない。だって、良心が咎めるんだもんね。

 

それはちょっとだけ理解出来るけれど、だからといって、後ろめたい気持ちから逃れるために私を利用するのは違うと思う。

 

100歩譲ってそこをアリだとしたとしても、だったら然るべき態度というものがあって当たり前なんじゃないの?

 

数年ぶりに会った義兄の口からは、「ありがとう」も「お願いします」もありませんでした。

 

あ、千代さん本人も、何度洗濯物を取りに行ったって、洗ったものを持っていったって、「ありがとう」とは一度も言わなかった。

 

二人、そっくりじゃない?

 

 

5年前、義兄に「親の老後や介護についてどう考えてるのか?」を聞いた時、千代さんそっくりに激高した。その時に抱いた疑念は、先日会って感じたこと、わかったことによって、ほぼほぼ確信に変わりました。

 

 

やっかいな相手だな。

 

 

さあ、また明日から始まる千代さんの介護。最後の抵抗じゃないけど、今、この記事は、近くのホテルから更新しています。とにかく、あの家から離れたかった。

 

幸い、息子も明日は運動会の代休。今夜一泊、息子と二人、プチ贅沢を満喫しよう。

 

千代さんの退院を伝えた時に「うん、わかってるよ。僕、ちゃんと待っていられるから。」と言わせてしまった不甲斐ない親から息子へ、せめてもの償いです。

義兄への返信

こんにちは、haruです。来週の火曜日に、退院前のカンファレンスが行われることになりました。義兄も多分くるんじゃないかな?とのこと。多分。

 

以下、先日、義兄からショートメール(前回の記事の通りです)を受けての私からの返信です。

 

注1)○○くん→主人の名前なので伏せました 

注2)□□さん→義兄の奥さん(内縁関係だと思う)

 

 

 

昨日は、お気遣いをいただきましてありがとうございます。お返事、こんな時間になってしまい申し訳ありません。

 

 

私は、○○くんにも言っていますが、誰かを助けるために頑張ってきたわけではありません。自分自身にがっかりしたくないのと、もともと持っているやっかいな責任感のためだと思っています。(多分育った環境のせい)   今までは、ただそれでなんとかなってきましたが、もうそういったレベルのものではなくなってきているのが現状です

 

うちには、まだ手のかかる5歳児がいます。本来なら、私の時間を無条件に奪えるのも、私が使ってあげたいと思うのも彼だけであって、その他の誰かが自由に出来るものではありません。ですが実際は、私を心配して、聞き分けよく待っていてくれて、一番弱い息子のところに、周りの大人たちが後手後手にしてきたことのしわ寄せがいっているのです。それを改善していけるよう、○○くんと二人で話し合ってもらえればと思います。

 

退院前のカンファレンスで、いろんな話がされるはずですが、その時、お母さんがどんな状態になっているかは、まだ誰にもわかりません。その状態を見て、息子である二人が、この先どんなふうにしていきたいのか、そのためには何をしなくてはいけなくて、何が足りないのか。それらは誰がどのように行うのかなどを、みんなで考えなくてはいけないと思います。

 

 私もお手伝いはさせていただききますが、人間なので病気をすることもありますし、「もういやだ!」って投げ出したくなることもあります。実家には、去年、食道がんの手術をした母、現役時代に脳梗塞くも膜下出血を起こした高血圧で糖尿病の父がいます。ですから、いつ何時、向こうで私が必要になることがあるかもしれません。90歳をとうに過ぎた祖母も二人いますので、いつお葬式になるかもわかりません。そういったことが起こった時に、すぐに私と交代出来る人が必要だなと思っています。○○くん一人じゃ対応出来ません。□□さんに、手伝っていただくことは出来ますか?

 

 

○○くんを見ていると、両親どちらに対しても、恨みというか、憎しみというか、怒りみたいなものを感じます。半面、とても大切という気持ちも見えるので、きっと複雑な思いを抱えているのでしょうね。

同じように私も、お産前後の暴言や妄言の数々、最近までずっと続いた嫁いびり、よく分からない監視みないなもの対しては、本当にムカつくし怒りを感じます。正直、大嫌いだとさえ思います。あれだけのあることないことを言われた相手の下のお世話をしていると、屈辱感でいっぱいにもなります。半面、先ほど書いたような責任感、ちょっとはある大切だと思う気持ち。そんな自分の中にある矛盾にも、とても苦しくなります。そういったことが原因で、救ってあげたいと思っている○○くんとの喧嘩が多くなり、傷つけるようなことを言ってしまい余計苦しくなるという・・・。みんな、苦しいですね。

 

みんなが幸せでいられるようにするにはどうしたらいいのかを、二人で考えて話し合ってほしい。それが私からのお願いです。

 

 

 

最後に一つ、お母さんがとても会いたがっています。(お父さんもですが

会いに来る時間がないようなら、せめて電話で声を聞かせてあげてもらえると、お母さんも(お父さんも)元気になると思います。

 

 

疲れてるのと眠いので、頭がうまく働きません。乱文、お許しくださいませ。

 

 

 

haru

千代さんのその後とあれこれ

こんにちは、haruです。千代さん、ステロイド治療を始めたらメキメキと元気になってきて、微熱にまで下がり、食欲も出てきたようです。すごいね、ステロイド

 

さて、来週早々にも、退院に向けてのカンファレンスがあるそうです。また、介護に振り回されて、思うように育児が出来ない日々が続くみたい。何かもう、憂鬱しかない。

 

ここ数日、主人とは何度も喧嘩になりました。

 

そのほとんどが義兄のこと。千代さんの家に住まわせてもらっているのだから感謝しろとは言うが、「ありがとう。」や「お願いします。」を一度も言わない人。

 

千代さんの姉なんかは、孫のような年齢の私に、「よろしくお願いします。」と深々と頭を下げていった。逆に申し訳ないなと思うくらいにお願いもされたしお礼も言われました。

 

だけど、義兄は違う。感謝しろと言うけれど、自分には感謝の「か」の字もない。

 

 

私、主人にぶちまけました。

 

誰にも「お願いします。」って言われてないから私はやらない。自分達の母親なんだから、これからは自分たちでなんとかしたらいいじゃない。あなたたちがしなければいけないことを、私が無給で、子供を犠牲にしてまでやらなきいけない理由はなに?私をあてにするのはやめてよね。

 

 

実際はこんなもんじゃなかったのだけど、こんな感じのことを言いまくって切れました。いつもなら、のらりくらりとうまくかわして、義兄には連絡しない主人ですが、今回は電話したようです。

 

「明日の10時10分に、お兄からharuの携帯に電話があるから。」だってさ。

 

でも翌日、その時間になっても、全然電話は鳴りません。千代さんの入院の日だったし、私もそんなに待ってはいられない。10分後、もう待てない!と歯を磨き始めた時、3秒だけ鳴って切れた電話。ワン切りに毛が生えたような電話。しかも、Unknown number だ。

 

失礼すぎない?ほんと、どこまでも、私をムカつかせる人だ。

 

 

結局、海外からだから、勝手に留守電になったという意味不明な言い訳をされた。(私の電話は、そもそも海外との通話がしやすいようと機種も携帯会社も選んであるので、そんなことは起こるはずないのだけど。実際、海外からの電話でそんなふうになったことは今まで一度もありません。)

 

 

夕方、義兄からショートメールが届きました。内縁の女性の携帯を使って。

 

私が書いたものじゃないので原文を載せるわけにはいかないのですが・・・・。

 

・○○くん(主人)に私が大変そうだから労いの言葉でもかけてほしいと言われたから電話をかけたけど留守電になった。

・いろいろ大変だとは思いますが、お母さんや○○くんの面倒をみてもらえると助かります。

・ぼくに出来ることがあれば言ってください。

 

こんなような内容です。

 

 

以下、私の感想。

 

主人に言われたから、本意ではないけど連絡したってことね。そこ、わざわざ言わなくていいのにね。

 

お母さんの面倒は、子供である自分達でやっていただきたいです。主人はいい大人なので、自分の面倒は自分でみていただきたい。私が自分の時間を使ってみてあげたいのは息子だけだ。うちには5歳の息子がいることを忘れてない?

 

助かりますって、確かに労いの言葉ではあるけれど、使う人によっては、そうはならないんだと知りました。(何にもしていないあなたにだけは言われたくないもん)

 

私は、あなたを助けるために頑張ってるのではありません。

 

僕に出来ることがあれば・・・。そうですか。では遠慮なく。

 

ていうか、親の介護をショートメールひとつでお願いしよう(実際はお願いされてないけど)っていう大人がいるってとこがすごいよね。私には理解出来ません。

 

 

翌日、私からお願いのメールを送りました。それはまた次の更新で・・・。