いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

主治医の見解と主人の気持ち

こんばんは、haruです。暑かったり寒かったで、まだまだ体調の良くない人が多いですね。私も、まだ、風邪や花粉症でぐずぐずです。

 

さて、先日の記事に書いた、外出中に千代さんが部屋に侵入するという話ですが、記事を投稿した日、実は、受診日だったので、主治医にその旨を伝え(持って行った記録に打ち込んでおいた)、相談しました。

 

主治医の見解としては、「認知症の症状にそういうのがあるから、もしかしたら、本人は覚えていなんじゃないかな?本人なりの理由とかもあるのかもしれないし、しばらく様子を見てみて。鍵を付けるのも手かもしれないね。」って感じでした。

 

本人のいるところで話をしたのだけれど、千代さんはまるで他人事のように、会話には全く入ってきません。

 

主治医から、どうして、留守中の部屋に入り込むのかを尋ねられても、主人に聞かれた時のように、黙秘を貫き通しました。

 

 

でね、さすがに、その日から二日間は、入り込んだ形跡はありませんでした。このまま、入らなくなるんじゃ?なんて思ってた私。

 

甘かった。

 

三日目、外出する用事が、一日三回あったんですが、そのいずれも、しっかりきっかり入り込んでました。三回ですよ!!一日三回。食事か!!って突っ込みたくなる。

 

もう、ここまでくると、正直、「嫌悪感」しかない。主人にもそう言っちゃった。「もし、私の立場だったら、同じ気持ちだと思うよ。」って。

 

すると、逆に主人にこう言われました。「自分の親が、そんなことするって、どんな気持ちが分かる?ちゃんとした親に育てられたharuには分かんないでしょ?」と。

 

それぞれが、色んな気持ちを抱えてるんですね。はぁ・・・。

 

 

で、話は戻って、主治医の見解。認知症の症状じゃないか?って言ったけど、そうなのか?ちょっと検証してみましょう。

 

私、以前、認知症のおばあちゃんと一緒に住んでました。確かに徘徊はあった。歩けなくなってたから、這っての徘徊。足の甲を擦ってて、床を血だらけにしながらの徘徊。千代さんのように、すごい執念でした。これは同じだ。

 

そして、理由も確かにあった。「昔、お金を借りた人に返しにいかなきゃいけない。」だとか、「夕方になったから、親が心配してる。暗くなるまでに帰らなきゃ心配する。」だとか。

 

当時、おばあちゃんは93歳くらいだったので、当然、親なんか生きちゃいないんだけど、本人は生きてると思ってるから、ちゃんとした理由だったんだろうと思います。

 

なので、もしかすると、そんな感じで、千代さんにも理由があるのかもしれない。千代さんは、黙秘なので分からないけど、あるんでしょうね。すごい執念だし。(私は、前回も書いたように、ありもしない私の不貞を立証するため、何かないかと探してるんだと思います。妄想を現実とごっちゃにしてる気がする。)

 

だけどね、おばあちゃんは、いつだって、家じゅうのどこだって、徘徊したんです。「家族の留守中を狙って決まった部屋」ってのはなかった。

 

真夜中、いきなり私の顔のまえにおばあちゃんの顔があって、ほんとに飛び上がるくらいにびっくりしたことがある。

 

早朝、変な臭いがキッチンからしてきて、見に行くと、おつまみのさきいかをお鍋で煮てるおばあちゃんがいたりしたこともある。

 

いつだって、どこだって。だったんです。

 

認知症って、そんなじゃないの?家族の留守を狙って決まった部屋へ。千代さんのように、こんなあからさまで、タチの悪い徘徊ってあるんっだろうか?

 

謎。

 

とにかく、いい鍵を探そう。四枚障子に取り付けられる鍵なんてあるのかな・・・。

侵入者

こんにちは、haruです。またまた、前回の投稿から、ずいぶん経ってしまいました。もう春ですね。

 

前にもちょこっと書いたかと思うのですが、千代さんが、私や主人の留守中に、夫婦の部屋や寝室に入り込んで何かをしてるって話。

 

確か、主人と一緒に私も出かけたと勘違いした千代さんが、いきなり部屋に入ってきて、「一人じゃ寂しいから・・・モゴモゴ・・・・・。」と、訳のわかんない言い訳をしたことをお知らせしたと思います。

 

あれ以来、出かける時は、部屋のドアを開けたところに、村上春樹の新作もびっくりなくらいの本をタワー積みにして、入室しようとしたら倒れるというトラップを仕掛けました。(主人作)

 

私たちの部屋は、普段いる洋室(トラップを仕掛けた方の部屋)と、隣の和室の二間続きになっていて、和室の方は、縁側から障子を開けて入ることが出来ます。

 

数回、ブックタワーを倒したと思われる千代さん、次は縁側の方から入室してたようです。もうね、凄い執念。

 

先日、また、主人だけ用事があり出かけた時のこと、部屋でのんびり「べっぴんさん」の録画を観ていた私。和室の障子を開く音がして間もなく、二間を仕切っている引き戸もガラッと開き、「えっ?」と振り返ると、そこには、びっくりしてカチコチになってる千代さんが立ってた。

 

「あれ、○○ちゃん(息子の名)は?」って、苦しい言い訳。だって、まだ幼稚園ですもん。3時過ぎにバスで帰ってくること知ってるでしょ?

 

ってか、何で、入り口じゃなくて和室から入ってくんの?もう、これって、ブックタワーを避けた確信犯じゃん?

 

 

 

別に、部屋に変なもの置いてある訳じゃないし、見られてマズイものなんてないけれど、普通に考えて、こんなのおかしいよね?我慢ならない!!

 

ってことで、縁側から入る障子にも、トラップを仕掛けました。と言っても、息子が折り紙で折った小さな財布を、障子の間に挟んだだけなんですけど。まあ、それだけでも、開けたら落ちるわけで、入室していればすぐにわかります。

 

でね、こんなチープなトラップにも、しっかり引っかかってくれる千代さんなわけで、それが連日続くわけで、私の精神状態悪くなる一方なわけで・・・。

 

 

ぶちまけた。とりあえず主人に。

 

さすがの主人も。声を荒げて、「何で部屋に入るんだ!!中で何してるん?」と言ってくれました。

 

2週間くらい前に聞いた時は、千代さん、完全黙秘だった。昨日はね、「入ってない。」って、いけしゃーしゃーと言ってのけた。

 

「もう知らん!もう、何にもしないからね!!」と、少し頼りない捨て台詞を吐いた主人(笑)←いや、でも、かっこよかった・・・と思うよ・・・www

 

 

なんだかなー。昔、たまたま引き出しに入ってた、実家の母のメモ帳(父のことが書いてあるもの)を見たことが原因で、在らぬ妄想(私が浮気しているという)を抱き、激躁へダッシュしたことがあるので、それを思い出してしまいます。

 

多分、私の不貞か何かの証拠を探してるんじゃないかな。

 

主人は、「部屋に入っても何にもしてないだろー。目的はなく、ただ入ってるんじゃない?」なんて言ってるけど、そうなの?

 

いやいやいやいや、あの執念は、そんなわけないよ。

 

統合失調症双極性障害?統合失調感情障害?それとも、生まれ持った性格?姑根性?

 

なにが原因でそんなことするのかわかんないけど、ほんと、マジでやめてほしい。

 

もういやだー。

木の芽時

こんばんは、haruです。っと、その前に、「あけましておめでとうございます」でしょうか。今更ですけど、今年もよろしくお願いします。

 

 

年末年始バタバタして、あっと言う間に旧正月まで過ぎ一月が終わり、気づけば節分も過ぎました。そうです、恐怖の「木の芽時」がやってきました。(毎年、この時期になにかやらかす千代さん・・・)

 

寒暖差が激しいですもんね。体調も精神面も不安定になりがちです。

 

私も、去年から持ってきてしまった風邪がなかなかすっきりせず、夜中の咳に悩まされています。発作のような咳なので、マジで眠れない・・・。

 

「ぐっすり朝まで眠りたいよー。」ってのが、今の私の一番の願いですね、ほんと。私でさえこんなですからね、千代さんは、当たり前のように、調子悪いです。

 

 

「イライラしてどうしようもない。」と訴えがあり、予定の受診より早く診てもらったり、私達夫婦の部屋にこっそり入ってたり、人の粗探しをしだしたり、言いたいことは言わせてもらう的な感じになってたり、早朝覚醒が続いていたり・・・。

 

書き出してみると、まあまあの危険信号ですね。

 

 

今日、ほんとは息子と主人と三人で出かける用事があったのですが、ちょっと前からおう吐下痢症(きたない話ですみません)の症状があり、それらが消失すると、また咳だけが残って、さらに声が出なくなったため、私はうちでお留守番することにしました。

 

主人の車が出ていって数分後、私達夫婦の部屋に、いきなり現れた千代さん。多分、誰もいなくなったと思ったのでしょうね。でも、今日は、千代さん残念!私がいたんです!!

 

しーん・・・・・。時間が止まり、凍り付いた二人。(なんか言いたいんだけど、今日は、私も残念な人だ。だって、声が出ないじゃないの!!(汗))

 

 

「みんないなくなったのかと思って・・・。一人だと寂しいから。」と、蚊の鳴くような声がした?うん、したよね?

 

千代さん、それだけ言うと、スタスタと茶の間へ戻って行きました。

 

?????????私の頭ん中は、「?」でいっぱい。なんだったんだ?

 

 

ってか、「車が出てってから、こんなに早く入室するのか?すごくない?」と、そこに妙に感心してしまいました。

 

もちろん、すごくムカついたけどね。もし、誰もいなかったら何をするつもりだったんだろ?ほんとやめてほしい。

 

呑気な主人は、「なんか、幽霊か妖怪みたいだね。」って笑ってました。(主人いわく、そんなふうに言っておいたほうが、私の怒りが小さくなるかららしいが、逆効果な気がする)

 

 

 

先日なんかも、台所の後片付けをしている時、息子が「ママー、うんちでたー。」と言ったので、ちょっと、その場を離れ、部屋でお尻を拭いたり、パンツやズボンを穿かせたりしていた私。

 

そこへ千代さんがツカツカとやってきて、「ストーブがつけっぱなしだよ。」とわざわざ言いにきた。

 

危ないと思ったら、(ムカつくけど)黙って消してくれればいいし、それよりなにより、シンクの片づけが途中になっていることに気が付かないのか?すぐに戻りそうだときづかない?お願いだから察してくれー。

 

大体、昔の家だから、独立型の台所で、さっぶいんです。主婦は、複数の仕事を同時にこなすのだから、ちょっと台所を離れることなんてしょっちゅうある。

 

いちいち、消したりつけたり出来るか!こたつに首まで入って、一日中横になってる人に言われたくないんですけど!って思いをぐっとこらえてるから、それが咳になって出てるんだな、きっと。うんうん。

 

この時主人は、「何か文句を言いたくてたまらないんだろうね。」って言ってたな。(これも、逆効果な気がする。だけど、どう言ってもらいたいのか、自分でも不明)

 

 

そんな感じですから、千代さんとの距離は、むっちゃくっちゃ離れています。木の芽時の千代さんに近づいて火傷しないんだもん。自分を守りたい。

 

とか言いながら、昼間、千代さんが言った、「寂しい」というワードが胸に突き刺さってる私。なんか・・・、どっちやねん!って、自分に突っ込み入れたくなりますね。

複雑な気持ち

お久しぶりです。haruです。明日は書こう、明日こそは書こうと思っているうちに、いつの間にか、あと2週間で今年も終わりになってしまいました。

 

 

とりあえず、報告から。実母の食道癌の手術は、無事、成功しました。予後もいい感じで、もう、心配いらないかなってくらいになりました。

 

千代さんは、寒くなってきたせいか、どちらかというと鬱よりな感じです。部屋で、ぼーっと一点を見つめていることが多くなってきました。一応、読書はしているのですが、3冊の本をローテーション。そんなんで面白いのかなー・・・。私には出来そうもないことなので、すっごく不思議。

 

たまーに、思い出したように、畑に行く恰好一式でビシッとキメて畑へ行くのだけど、ほんの3分ほどで戻ってきます。ウルトラマンか、カップラーメン?と突っ込みたくなる(笑) 

 

あ、もっともっとたまに、自分の部屋に掃除機をかけるようになりました。僅かな僅かな変化ですが、本人にとっては大きなことなのでしょうね。

 

夜は、寒くて布団から抜け出したくないのか、明るくなるのが遅くなったからか、割と眠れているようです。多分。お薬の量から考えると、それでも眠れていない気はするんですけどね。

 

全体的に見て、低め安定ってとこでしょうか。落ち着いて年越し出来そう。良かった・・・。

 

 

ふーぅ。で、ここから、タイトルにある、「複雑な気持ち」に入ります。

 

以前の記事で、友達の調子があまり良くないことについて書きました。あれから、受診をしてお薬を飲み始めましたが、なかなか安定しませんでした。

 

機関銃のようにラインは来るし、電話で話したいと言われ話を聞くと、1時間ずっとしゃべりっぱなし。なんか、千代さんが躁へ向かう時みたいになってきたんです。

 

被害妄想もすごくなって、家族とのトラブルも多くなりました。まだ、二十歳そこそこの息子くんたちに、こういうもの全てが病気から来る症状だと説明しても、なかなか納得してくれず・・・。

 

もうね、「死ね!」「お前なんか親じゃない。」みたいなことを言われるまでになってしまって、私からも、息子くんに説明しました。

 

私も、妄想の対象になって、どうしても許せないことを抱えたままだということ。それでも、病気だから仕方ないと思わなきゃいけないこと。病気の母親を受け入れることが出来なくても、病気についてだけは理解だけはしてほしいということ。家系的に、脆弱性の高い人が多いので、自分達も、病気について勉強したほうがいいということ。

 

はい、お節介オバサン(笑)

 

でもね、言わせてもらいました。友達の居場所がなくなるのを見ていられなかったから。

 

 

なんだけど・・・、私、以前、千代さんの友達から電話がかかってきた時に、「千代さんをお願いしますね。」と言われ、「一緒に住んでるわけじゃない人に、どうしてそんなこと言われなくちゃいけないんだ?そばにいる家族だって辛いんだ。なんで、他人にそんなお願いされなきゃいけないの?」って思った。

 

千代さんの友達は、千代さんが大事な友達だから助けたかった。心配だった。今の私と同じ。

 

許せないでいる息子くんたちも、今の私と同じ。

 

千代さんは、おそらく、孤独を感じていると思います。だって私、自分を守るために距離をとっているから。

 

 

記事にしてみると、「それくらいのことか。」くらいに思えてくるのだけど、なんともやりきれないというか、複雑というか。

 

実の母親だから、普通に文句が入れる息子くんを羨ましいと思ったり。そんなこと思ってる自分が嫌になったり。友達と千代さんを重ね、息子くんたちと自分を重ね、またさらに落ち込んだり。

 

そんなこんなで、ブログからも遠ざかってました。また、書いていけるといいな。

精神科のドクターも辛い

こんばんは、haruです。今日(木曜日)は、千代さんの受診日でした。前回の受診は、急に主治医がお休みとのことでしたので、約一ヶ月ぶりに主治医の受診、となるはずでした・・・。

 

そうなんです。でした・・・、でした。

 

今日も主治医はいませんでした。ピンチヒッターの先生だって。なんでも、主治医は体調を崩して入院したらしい。なので、次の受診から、主治医がまた変わるそうです。

 

 

春に入院した際、その期間だけのはずの主治医が、そのまま退院後も引き継いで現在の主治医となりました。それが、入院中も入れて、7か月くらいで終了っていうね・・・。

 

以前の主治医は、良くも悪くもいい加減。でも、よい加減でもあることは確かで、多分、精神科のドクターをしていくには、あれくらいがちょうどいいんだろうなって思う。

 

当時は、適当だなーと思ったこともありますし、その適当さのせいで、副作用がどんどんひどくなり、失禁しまくりにもなったわけですが、でも、そんな風だから、バイクで事故ったとかでしか、お休みすることはありませんでしたし、10年以上、ずっと診てもらっていたのです。

 

 

今回、体調が悪くなったドクターは、副作用の原因となっているお薬を突き止めてくれたり、一旦、お薬を抜いて、調整し直してくれました。(おかげで、失禁は消失しました)退院前には、担当看護師、ソーシャルワーカーと共に家に来て、カンファレンスもしてくれました。良くも悪くも真面目。

 

これじゃあ、自分がつぶされてしまうのでしょうね。精神科のドクターは、真面目すぎちゃいけないんだ、きっと。

 

 

そういえば、友達が医学科の学生の時、実習先の精神科のドクターから、患者の話は半分しか聞かなくていいと言われたって言ってた。じゃないと、身が持たないって。

 

入り込みすぎたり、入り込まれすぎたり、背負いすぎたりは危険ですもんね。ドクターも大変です。

 

 

そして、こっちも大変。また主治医が変わることで、千代さん、混乱しなきゃいいけどな。女医さんじゃないといいな。千代さん、女医さんとは合わない・・・(苦笑)

ゾッとする話

こんばんは、haruです。

 

前回の記事にも書いたけど、以前の勤務先の同僚の具合が良くありません。現在、副腎の腫瘍の治療中ということもあって、病気からくる不安、お薬の副作用からくる不安等も考え、まずは、その主治医の診察を受けてもらいました。

 

が、「病気も関係あるかもしれないけど・・・・。」と、やはり、精神科の受診をすることになりました。

 

その予約が今週の土曜日。それまで、なんとか持ちこたえてくれるといいのだけど、とっても危なっかしい。脱輪したり、仕事中、訪問先を通り過ぎたことに気が付かなかったり。

 

機関銃のように送られてくるラインは、誤字脱字だらけ。言ってることも二転三転。

 

でもね、家族じゃなくて、友達だからでしょうか。ちゃんと向き合っていられるんですよね。仕事じゃないのに、仕事と変わらない感じで、冷静に対応出来るんです。賃金が発生しないところで、こんなふうに出来るとは、自分でも意外・・・。

 

 

家族だからこそ、簡単じゃないんだなーと、今、ほんとに実感しています。家族って難しい。嫁姑って、なんなんだろうね。

 

 

千代さんはですねー、相変わらず、我が道を猛進中です。

 

処方されてる不眠時の頓服、またまたショートしますね・・・。トイレに起きた時に、必ず飲まなきゃいけないって感じで飲んでいます。なので、2回トイレに起きちゃうと、さっき飲んだことを忘れて、また飲んじゃってるんでしょう。

 

夜中に2錠も飲んていても、早朝覚醒があり、私が6時に起きた時には、すでに食パンを食べ終えています。私だったら、午前中いっぱい残ってフラフラしちゃう量を飲んでますから、ある意味すごいパワーですよね。

 

 

でね、昨日、美味しいコーヒーを主人が頂いてきたので、お昼ご飯の後に淹れたんです。自分の分だけってのもねー・・・、香りが立つものだし、なんかやな感じでしょ。だから、普段はあんまり飲まない千代さんの分も一緒にね。

 

すっごく美味しかったんでしょうねー。その後、やたら話しかけてくる。そしてご機嫌になりました。

 

「お母さん、頑張って、早く病気治して元気になって、〇〇ちゃん(息子くん)の成人式まで生きていたい!!」って言われた・・・。

 

え、息子くん、今、4歳でしょ。成人式まであと16年。そうすると、千代さんは85歳かぁー・・・。

 

んん??有り得るんじゃないの?

 

やだやだ!!ってことは、私いくつだ?いーやーだー!!!頑張らなくていいですしっ。

 

ってか、そんなに可愛い孫なら、ちゃんと誤飲しないように、言われたとおりの場所でお薬飲めばいいじゃん!!とか思ってしまう。やっぱ、家族って難しいわ。

 

 

あ、もちろん、「うーん、85歳だよね、千代さん。女は長生きだから大丈夫。」と笑顔で答えましたよ、私。

 

ふふっ、私もなかなか怖い嫁だ(笑)

女はいくつになっても女

こんばんは、haruです。随分、更新出来ない日が続きました。

 

実は、かなり具合が悪いのです。千代さんではなく、以前の職場の同僚。なんか、最近、ラインの量が尋常じゃなくなってきていて、それの対応に追われていました。

 

被害妄想や幻聴などが出てきているので、病識を持たせて受診の流れを作るのに、時間がかかってしまいました。なにしろ、物理的な距離がありますからねー・・・。

 

やっと、今週の水曜日に受診出来そうな感じなので、ちょっと気持ちに余裕が出てきたかなってことで更新です。

 

 

 

女はいくつになっても女。これは千代さんの話です。

 

先日、私、主人、息子、千代さん+義父(千代さんの元夫)で、ランチに行きました。義父が、行きつけのお寿司屋さんに連れて行ってくれたのです。

 

お座敷のテーブル。義父のとなりに千代さん。向かい側に私たち三人。

 

「おまかせで握り三人前と、お子様寿し一つと、刺身を適当に。あと熱燗ひとつ。」と義父が言ったところで、横にいた千代さんが、なんだかモジモジ・・・。

 

少女のように顔を赤らめ、上目遣いで義父を見つめ、「私もお酒飲みたい。」と、それはそれは小さな声で言いました。

 

もうねー、女。しっかり女です。

 

以前の記事にも書いたはずですが、千代さんが激躁へと向かう時、義父の家に泊まりに行ってました。(安定してるとそんなことはしませんよ)

 

普段はベージュのおっきなパンツはいてるのに、その時は、紫色のショーツだったり。

 

いつの間にか外出してて、「haruさん、お母さんだけど、今夜は帰りません。」なんて、高校生?って感じのメッセージが留守電に入ってたり。恋する乙女みたいでしょ?

 

 

義父といる時の千代さんを見ていると、まだ好きなんじゃないかな?っていつも思います。主人にそれを言うと、「自分のことして考えてないだろうし、それはないだろう?」って言いますがどうなんでしょうね。

 

 

その日も、食事の間ずっとそんな感じ。義父も、お酒が入ると、何気に千代さんへのボディータッチが増えます。すると、千代さんは嬉しそうに上気した顔。

 

普段は、「haruさん!!」ってものすごい大声なのに、隣に義父がいると、蚊の鳴くような声。

 

「女はいくつになっても女」ってほんとだな。(ってことは、私も、まだ女でいられてるんだろうか?ww)

 

 

 

あ、結局、主人がびしっと「ダメ!」って言ったので、千代さん、お酒は飲んでません。前も、こんなふうな流れで、義父の家にお泊りしたから、そのへん主人はとても慎重です。

 

それにしても、久しぶりの廻らないお寿司は美味しかったな。ごちそうさまでした。