いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

認定調査で添付したもの

※睡眠    普段は、毎日の眠剤と、頓服により眠れているが、病気の症状が悪化すると、頓服も効かなくなり、一日の睡眠が二時間程度という日が続く。このような状態の時は、躁になっており、夜中でも家族を巻き込んで、ずっと暴言を吐いたりわめき散らしたりしている。なので、眠れなくなったら要注意。

 

※食事   三食とも自分で摂取出来ているが、調理、配膳はしない。後片付けは、自分の分のみ出来る。こだわりが強く、一つのものを食べ続けたり、逆に、主食は食べなかったり、●グラムだけ食べるなど、こうと思い込むと、家族が助言するも、なかなか修正出来ない。

 

※排泄  

・去年の入院前にあった、多量の尿失禁は、退院後は消失したままで、たまに、見られるが、頻回ではない。

尿汚染した下着は、放っておくと、そのまま他の物と一緒に洗濯しようとするので、下洗いやハイターづけは、家族の介助が必要。

・毎日の下剤の他に、頓服も用いて便コントロールをしているが、月に二度~三度くらい、夜間、多量の便失禁あり。本人によると、便意が無いとのこと。そのため、トイレで汚染された下着をおろすので、自分の手はもちろん、下半身のほとんど、便器、便座、トイレットペーパーホルダー、床を、汚染させてしまう。本人は、自分が汚れているという認識はなく、そのまま下着衣更衣をしようとするので、清拭、手洗いの声かけや誘導、汚れた衣類の処理等は、家族による介助が必要。トイレを汚したということは解る時もあるが、トイレットペーパーで広げるだけ(本人は掃除しているつもりだが)なので、逆に汚染を広げてしまうので、トイレの掃除も家族がしなければいけない。

 

 

 

☆基本、薬が効いている時は、低め安定といった感じで落ち着いているが、時期的なものや、ライフイベントなど、何かが引き金になり、症状は急変するので、いつもと違うことを始めたり、眠れなくなったり、落ち着かなくなったりしたら、毎回の受診時に主治医に渡す「記録」にそれを書き、処方を変えてもらったして対応する。

症状が悪化すると、

・落ち着かなくなり、家の中をうろうろする

・昔の話をたくさんするようになり、感情失禁が多くなる

・お金遣いがあらくなる(投資信託に手を出したり、買い物しまくったり)

・言葉遣いが乱暴になり、自分は偉い、すごいと尊大になる

・行動的になり、あちこち出かけてしまう(運転免許は持っているが、ここ5年くらいほぼ運転していないので危険)

・離婚した元夫の家に泊まりにいったりしてしまう

・家族に対して攻撃的になり、妄想からくる暴言をずっと繰り返す(妄想対象は、同居している次男嫁と次男の息子)

・聞こえてくる幻聴に操られるように、その通りに行動する(「家じゅうの物を洗濯しろ。しないと悪魔がくる。」という幻聴が聞こえてきて、家じゅうの物を洗濯しまくった。*洗うだけで畳んだり片付けはしない)

・色んなことに手をつけるが、どれも中途半端でうまく出来ないので、その後始末を全部家族がすることにになる

・饒舌、多弁になり、ずっと誰か(ターゲットを見つけて)に向けて喋る。電話の横に椅子をおき、ずっとあちこちに電話をしまくって、とにかく喋る。喋りすぎて声が出なくなっても、ガラガラで、ほとんど出ない声で喋り続ける。

・もともと薄い病識がさらになくなり、自分は病気じゃないと、拒薬するようになる

 

 

☆最近の出来事としては、息子夫婦の寝室や部屋へ、家族の留守中に勝手に入り込むことで、家族とトラブルになった。診察時、主治医から、「トラブルになるから入ってはいけない。」と言ってもらったが改善せず、「入ってない」と嘘をついたり、入ったことがバレよう、中途半端な証拠隠滅をしてあったり、「入ってしまったものは仕方ない。」と開き直ったりしたので、障子に鍵をつけ、入れないようにした。

 

 

 

65歳になる前に、精神の方でのサービスの利用が無かったため、介護でのサービスしか受けられないようですが、介護認定の調査項目にひっかかるようなことで、家族は困っているわけではありません。身体的に自立しているからこそ、認知症も軽いものだからこそ困ることがあり、家族の負担は大きくなります。そのあたり、ご理解いただきますようお願い申し上げます。