いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

膠原病かも?

こんばんは、haruです。千代さん、火曜日のPET検査の後、そのまま入院となりました。

 

もうね、先週末から、自力で立ち上がることも困難になり、介護用ベッドをレンタルして、立ち上がりを補助するサイドバーを設置しました。

 

ご飯も食べられない、足や手には浮腫が見られるようになり、全介助状態。それでも、なんとなくの尿意はあるからトイレには行きたいと訴える。「パッドしてるから中で出してもいいよ。」なんて、さすがに言えないですしね・・・。(中で出てる事の方が多いんだけどね) 最初は手引き歩行でトイレに行ってたんだけど、それもだんだんと出来なくなりましたあ。なので、私の肩につかまってもらい、少しずつ少しずつ進んでいくという方法に変えました。私が千代さんの歩行器になる感じ?

 

だけど、検査当日にはそれも出来なくなってしまい、車まで主人と抱えて運ばなきゃいけないくらいに。

 

 

「もう、ステロイド治療をする時期に来ているかもしれません。検査結果を待たずに、見切り発車で入院しましょう。」と主治医からも言われ、緊急入院となりました。

 

よかったぁ。やっとやっと、私もレスパイト。

 

 

これだけ長い間(もう約4週間になります)熱が下がらない。(解熱剤が効いてる時間だけちょっと下がる程度)→感染症の可能性は消えた(外からの刺激での熱ではない)

 

PET検査では、悪性リンパ腫は見つからなかった。→癌の可能性は低い

 

手足の関節あたりに造影剤の集積が見られた。→関節炎?

 

 

こんな感じで消去法で病名を絞っていき、現在の所見としては、膠原病かな?とこです。今日から、ステロイド治療が始まりました。

 

 

このステロイド治療、普通の人がおこなっても、ハイになったり鬱になったりするらしい。しかも、調べてみたら、膠原病の症状としても、躁状態鬱状態統合失調症様の幻覚妄想状態のような様々な精神症状と書いてあるじゃない。

 

治療でも症状でも。そしてもともとそういう素因を持っているわけで、三重苦だ。

 

 

入院計画には二週間予定となっていたけど、こんなんでほんとに大丈夫なんだろうか?先生も、精神面での不安が大きいと言ってたし、バランスを見ながらの治療となるのだろう。

 

なんだか、一気に疲れが・・・。私も、ゆっくり休もう。

千代さん、発熱の件

こんばんは、haruです。忙しすぎて、前回の記事からかなり経ってしまいました。平和な時間がくる夜中に、みなさんのブログ巡りをするのが、今、一番の楽しみで、元気の素になっています。ほんとありがとう。

 

 

まず、千代さんの現状ですが、まだ熱は下がってません。一日三回ロキソニンを飲んで、やっと微熱になってる毎日。忘れて飲まずにいると、すぐに高熱になります。そんな状態が続いて、もう三週間。

 

そのため、体力は無くなり、足に力が入らない。自力で立つことも出来なくなり、歩行もつかまりながら。バランスを崩すとその場で力尽きてしまうし、目が離せません。

 

お風呂も危なくて入れないから清拭です。(洗髪だけ美容院に行ってきた)

 

夜間の尿失禁も復活。なのでリハパン+パッドも復活です。

 

短期記憶の低下が著しく、ついさっきのことを忘れます。

 

自分で全く薬の管理が出来なくなりました。何度も薬の説明をしたけど頭に入っていかないし、午前のうちに一日分の薬を飲んじゃったり、もうハチャメチャ。ちょっと前までは、薬のことに口出しをすると「お前らは私の主治医かー?!」と激高していたけれど、さすがにもう管理出来ないと自分で言い出しました。

 

正直、もう五歳児をみながら介護しきれない。というか、出来ないわけじゃないけど、全部のしわ寄せが息子に行っちゃうんですよね・・・。それって違うよね?このイライラをどこに向ければいいのか、悶々としております。

 

 

 

以下、ここまでになった経過です。色々ありました。

 

日曜当番医に行った翌日、近所の内科を受診。抗生物質を出してもらって、少しだけ熱は下がりました。でも、すぐに戻っちゃう。さらに強い抗生物質に変えてみました。が、やはり少しだけ下がってすぐに戻る・・・。

 

疑い診断は腎盂腎炎あたりだったのだけど、抗生物質の効果がほとんどなく、ちょっとおかしいよね?ってことで、大きな病院に紹介状を書いてもらい受診しました。

 

それが、先月の31日のこと。その頃には、ご飯もほとんど食べられてなくて、近所の内科で、毎日点滴をしてもらっていました。でも、その大きな病院では、抗生物質は効いていないみたいだからとなくなっただけじゃなく、水分摂れてれば大丈夫だからと点滴もなしで、処方されたのは解熱剤だけ。

 

「ゆっくり検査していくタイプの物だと思います。」と言われ、一週間ごとに採血や尿検査に行き、合わせて肺や足(ひざ下が痛いとの訴えがあるため)のレントゲン、CTと進めていきましたが、未だ原因となるものは見つからず、最後の手段、PETをすることになりました。来週の火曜日です。

 

 

あまりに落ちているし、身体だけじゃなく精神の方にも影響が出てきているから、検査入院をお願いしてみたけれど、「いや、まだ家にいて大丈夫なレベルだから。」とやんわり拒否されました。

 

不明熱だと、割とあっさり検査入院してる人が多い。私が同じようによく分かんない熱が出た時だって、「ちょっと休んでく?」」とあっさり、というより、入院させられたくらいの感じでしたよ。

 

やっぱ、精神疾患持ってると、なかなか他の病気での入院は難しいんだね。

 

 

医師をしてる友人にこの話をしたら、「手のかかる患者を入れたって、自分の給料が上がるわけじゃないしね。医者は、一人より、まんべんなく多くの人を助けなきゃいかない。数の論理だよ。70億分の1なんて、ほとんどゼロに等しい。って言うかゼロでしょ。家族は大変かもしれないけれど、一人の患者の家族からのクレームより、入院させて何かあれば、他の患者さんが迷惑するし、その他の患者さんたちにも家族がいるわけで、そっち数のほうが多いよね。世の中そんなもん。」と言われた。

 

なるほど、言ってることはわかる。

 

でもね、世界中にある大病院で、「苦しんでる人を救いたい」とか、「人間のいのちと健康、尊厳を守ります」とかいう、立派な理念掲げて、さらに寄付金集めとかもしてるのにこれじゃあね・・・。もう二度と寄付なんかするもんか!!って気持ちにもなるよね。

 

世知辛い世の中だ。統合失調症だと、内科じゃ検査入院もさせてもらえないようです。

 

 

ケアマネージャーさんが、「この状態で、その対応はないよねー・・・。何で入院させてくれないんだろう。」って共感してくれたことが、何よりの救いになりました。介護ベッドをレンタルしたいというお願いにも、翌日には搬入、設置という素早い対応をしてくださり、感謝感謝です。

尿路感染症

こんばんは、haruです。20年ぶりに前髪を作りました。しかも、さっしーみたいな前髪にしてください!!。」と恥ずかしげもなくスタイリストさんにお願いしてしまった痛い私(苦笑) でも、ちゃんと理想通りのさっしーバングになって、ルンルン(古っ!)でございます。引くことも笑うこともなく、冷静に対応してくれたスタイリストさんに感謝☆

 

 

さて、木曜日、デイサービスだった千代さん。いつもなら、帰宅後すぐに洗濯機を回すのですが、しばらく様子を見てても、一向にする気配がない。忘れてんのかな?と思い、「洗濯しないの?」と聞いてみた。すると、・・・。

 

「お風呂の前に体温を計測したら、37度8分あって、今日はお風呂入らなかった。」とのこと。

 

「え?頭痛いとかしんどいとか、喉が痛いとかお腹が痛いとか、何かある?」との確認には、「全然ない。」って。

 

こりゃ、軽い熱中症だな。夜中は涼しくなったけど、朝からぐんぐん気温が上がってたもんね。私たちの寝室も、途中でエアコンを入れました。今までは千代さんもそうしてたはずだけど、最近、色んなことが出来なくなってきてるから、そのまま暑い部屋にいたんだろう。

 

くらいに思ってた。

 

なので、とりあえず買い置きしてあった2ℓのポカリスエットと栄養ドリンクを渡して飲んでもらいました。

 

夕食後、体温を測ってもらうと36度8分。普通じゃん。

 

翌日(金曜日)も大丈夫だったから、やっぱ部屋の温度管理が出来ていなかったからだってことで落ち着いた・・・、はずだったのだけど、土曜日の午後、また37度7分に跳ね上がったんです。

 

なんか変。風邪の症状も相変わらずない。これって、尿路感染症じゃないのか?月曜の定期受診まで待って大丈夫なのか?いや、明日も熱があるようなら日曜当番医にいこうか?

 

うーん、悩む。明日の朝考えよう。

 

 

で、日曜日の朝、38度。こりゃダメだ。千代さんもぐったりしてる。新聞で当番医を調べたら、割と近くの内科だったこともあり、定期受診を待たずに、主人に千代さんを連れていってもらいました。

 

 

※木曜日、デイでのバイタルチェックで体温が37度7分あり、入浴はしなかったとのこと。帰宅後、ポカリを飲んでもらい、空調管理をし様子を見ていたら、36度8分まで下がる。翌日は何の訴えもなく、シャワーもしていたが、土曜日、また37度7分に上がる。今朝は38度。

 

体熱感他、喉・頭・お腹・背中・腰等の痛みはなく、風邪の自覚症状はないとのこと。足が痛いとだけ訴えている。木曜日以降、横になっている時間が多く見られ、土曜日にはおなかが空かないとも言っていたため、具合はあまり良くないように見える。

 

就寝時の便失禁があるので、もしかすると尿路感染をおこしているかもしれません。尿検査をお願いしたいです。(原因がわからない熱なので、できれば血液検査もお願いします)

 

 

この記録を主人に持たせました。日曜だし、血液検査は無理かなと思っていましたが、なんとその当番医、「あー、腎盂腎炎にはなってないだろうし、朝イチの尿じゃなきゃ分からないし、便失禁してるなら尿検査してもねぇ・・・。気になるなら、明日、精神科で診てもらって。」と言ってOS1出しただけ。(この病院での検温じゃ、熱はなかったそうです)

 

 

え?便失禁は就寝時だし、今する尿検査と何の関係が??そりゃ朝イチの尿のほうが正確な数値が出る。だけど、尿路感染症で上がる白血球は、朝イチじゃなくても出るでしょう?この熱型、変だと思わない??

 

職務怠慢じゃないですか?というか、面倒な患者は診ないってこと?

 

言いたいことはいっぱいある。すっごくムカつくけど、明日は定期受診だし、仕方ない、一日待とう。ってことで、上の記録に日曜日に当番医で診てもらったことを加えて、今日(月曜日)、定期受診に行きました。

 

 

が、ここでも待った!!がかかった

 

 

感染する病気だといけないから、千代さんは車の中で待機。診察室へは、記録を持った主人だけでという指示です。

 

主治医「内科受診してください。」

 

だーかーらー、昨日、当番医で内科受診しましたってば!!!

 

 

もう、たらい回しです。

 

 

結局、うちのすぐ近所にある、高齢者でいつもいっぱいの内科で診てもらいましたよ。尿検査もしてくれました。予想通り、白血球の数値が高かった。点滴を受けて、抗生物質の飲み薬も処方されました。

 

しばらく点滴に通わなくちゃいけません。

 

 

千代さんには、「便失禁してお尻を拭く時は、必ず前から後ろに向かってね。陰部の洗浄も、ウォシュレットのビデってとこで綺麗に洗わないといけないよ。」と念を押したけれど、どれだけ分かってるかは微妙です。

 

そこらじゅうを汚染してバタバタと動き回っていたり、誰かがトイレに行って汚れてるのを確認した時には私が清拭するけれど、そうじゃない時は自分でしちゃうんですよね。

 

早朝覚醒で4時くらいに起きた時に失禁していることが多いので、私たちも寝入って2時間くらい。深~い深~い眠りの真っ只中です。

 

起こしに来てくれたらいいのだけど、失禁なんて出来ればバレたくないこと。証拠隠滅しようとしてるくらいですもん。難しい問題だ。

 

 

でもね、尿路感染って癖になりやすいから怖い。どうしたものやら。

かぼちゃの煮物

こんばんは、haruです。連日の雨で、畑の雑草が気になります。なかなか草むしり出来ないですね。家の正面も、花壇から伸びてきたツルに、駐車場の砂利が侵食され始めました。うー・・・、気づかないフリしよう。

 

 

 

今朝早く、「ねーちゃん、かぼちゃの煮物の作り方がわかんなーい。」と言う、千代さんのねちっこく甘えた大きな声で目が覚めました。

 

あー、帰省した時のおみやげを近所に住む千代さんの姉に届けに行った時、かぼちゃを2つ頂いたんだった。どうやら、その姉の家に電話している様子。

 

 

数年前までは、かぼちゃの煮物くらいは作っていた千代さん。しかも、とっても美味しかった。私は、千代さんの作るかぼちゃの煮物が大好きでした。でも、震災後の入院以来、まともに調理なんかしていないのです。

 

 「今のお母さんに作らせたら、きっと大きな鍋で、一個全部を煮物にしちゃうね。」と言った私に、「いや、そのまま丸ごと一個を煮るんじゃない?」答えた主人。

 

「まさかー。」と笑っちゃったけれど、いやいや、有り得るかもしれない。

 

 

今の千代さんが料理をしたくなったってことがすでにおかしい。そうだ。震災後、激躁へと向かう途中も、やたら料理をしてたもんね。しかも、しっちゃかめっちゃかになってた。

 

いちばん大きな鍋に、鯛のアラをうろこ付きのまま放り込んで、根野菜やらなんやら入れたアラ汁らしきものを作ったのです。それはあまりにもうろこが多くて食べられたもんじゃなくて困った。

 

誰も食べないことに怒った千代さん、大きなザルで濾しはじめて、「汁だけなら飲める!」と言ってきたけれど、えずいて飲めなかったんですよね・・・私。

 

なんか、その時に似てる。

 

 

先日の月曜日の受診で、デイに行き始めて上がり気味と言いうことを伝え、お薬を少し増やしてもらったんだけど、なんか効いてる気がしない。

 

 

とりあえず、かぼちゃの煮物は私が作りましたよ。そこにかぼちゃがあると気になるのだろうし、主人いわく、「デイの人との会話で料理とかの話をするんじゃないの?かっこつけたいんだろうね、きっと。もともとそういう見栄っ張りな人。」ってことなので、ほっとくとまた一人で調理しそうだから。

 

 

 

仕事だったら、利用者さんと一緒に調理したりしてあげたくなるんだろうけど、本当なら、出来ることを少しでもさせてあげるべきなのだろうけど、いかんせん、家族だとそうもいかない。夏休みで息子に手がかかるしね。千代さん、ごめん!!

 

でもやっぱり、まだまだかぼちゃの煮物は千代さんの方が上手みたい。明日(もう今日になってしまった)のデイでは、「やっぱ私の方が上手だわ。haruさんのは美味しくない。」って話をしてきてもらいます。デイに来てるおばあちゃん達にとって、嫁の悪口ほど盛り上がって美味しいものはないもんね。

 

お姑様のみなさん、大好物でしょう?

 

ってことは、これで良かったんだね。

終戦記念日やお盆に思うこと

こんばんは、haruです。今日は終戦記念日ですね。どろんぱ豆さんというブロ友さんの記事を読んで急に思い立ち、祖父を偲び、全然関係ないうちの仏壇からですが、お線香をあげました。

 

父方母方共に、祖父は数年前に癌で他界しています。生きていれば、もう90歳は過ぎているでしょうね。(祖母は両方ともに健在です)

 

どちらの祖父も戦争に行っていますが、無事帰還することが出来ました。幼かった私は、お盆などに帰省した際、「戦争のお話を聞かせて。」とせがみ、それを聞くのを楽しみに、一緒のお布団に入ったものです。チクチクするお髭は嫌だったけど、そんなものは我慢出来るくらいに、お話は魅力的でした。

 

 

 

父方の祖父は元陸軍兵士。地形も厳しく、補給もまともにおこなわれず、総崩れしたビルマに行ったとのことでした。何人もの動けなくなった仲間を捨てたとか、もう、正常でいられる状態じゃなかったとか、そんな感じの話を聞いた記憶があります。終戦後、国に帰ってからは、県の土木に勤めて、定年までしっかりと働いた、真面目な真面目な祖父でしたね。

 

父が男3兄弟だったため、初孫で女の子だった私は、ずいぶん可愛がられて育ちました。私が結婚したい人がいると言った時くらいじゃないかな、怒った顔を見たのは。あ、「南京の虐殺は本当にあったの?なかったんでしょ?」と、高校生くらいの時にしつこく聞いた時も、ちょっと怒ってたかな。「あったっていうんだからあったんだろう。下っ端の兵隊にとっては、聞いたことが全てなんだ。」って。

 

 

 

母方の祖父は、元海軍兵士。海軍学校時代、たくさんの仲間と一緒に写ったセーラー服姿の祖父の写真を、なんとも不思議な感覚で見ていたのを覚えています。だって、私が知っているのは、真っ黒に日焼けした漁師の祖父だけ。写真に写っているのは、とっても若くイケメンな少年。同一人物とは思えないでしょ(笑)

 

戦艦長門に乗ってたって言ってました。船上での写真もいっぱい残っていますが、ものすごい数の兵隊さんがいて、米粒みたいに小さく写っていました。みんな、カモメの水兵さん姿です。

 

終戦後は、警察からのスカウトなどもあったそうですが、なにしろやんちゃな次男坊。「そんな警察官なんかやっとれっか!」と、漁師を選んだみたいです。きっと、海が、船が、大好きだったのだと思います。(のちに、長女である母が結婚相手として選んだのが警察官の父ってとこが笑える・・・。)

 

「背中に鉄砲の玉の破片が入ったままねんぞ。」とよく言ってたっけ。(本当かは不明です)

 

 

 

母方の祖母は来年の2月で93歳になります。すっごく元気で、まだ一人で生活出来ています。近所のおばあちゃんたちのたまり場になっているようで、毎日誰かが遊びに来てて楽しそうです。レトルトカレーが大好物で、私もたまにAmazonでドカンと送りますよ。

 

その祖母の兄二人は、満鉄の職員で満州にいたのですが、そのままあっちで徴兵され戦死していると、祖母から聞いたことがあります。終戦後そのままロシア兵にシベリアに連れていかれ、日本に戻ることなく亡くなったって聞きました。

 

当時、家事手伝中のまだ若かった祖母が満州まで出向いて、兄嫁の産後のお手伝いをしてたそう。2年くらい満州にいたから、いつの間にか中国語を話せるようになってたそうです。(今では全く覚えていない(笑))

 

 

私の世代だと、父母は戦後生まれ。なので、ギリギリ祖父母から戦争の話を聞くことが出来ているって感じですよね。

 

仕事で出会った方なんかにも、シベリアに5年間抑留されてて、何人もの死んだ仲間を穴に埋めたとか、戻る船に乗る時には、ロシア兵の質問に答えてから、その前を通らなくちゃいけなくて、答えによって選別されるのかとドキドキしたという話を聞きました。「今の若いもんは恵まれてすぎてることに気が付いていない。シベリアから比べたら、どんなことも天国。なんにでも幸せを感じることが出来る。」と言っていましたね。

 

 

この先、こういうお話をしてくれる方がどんどんいなくなります。せめて、私が聞いた話くらいは子供に伝えていきたいし、写真も残しておきたい。

 

おとなりじゃミサイルがどうのこうのなんて物騒な話が出てますが、あんな悲劇は二度と起こしちゃいけないってことくらい分かるように、子供に話していきたいな。

 

だけど、過去だけが大事なわけじゃない。お墓参りも大切だけど、今を生きている両親や友人、周りの全ての人を大事に出来るようになりたいね。そう、千代さんのことも。(と、自分に言い聞かせる(笑))

 

そういえば、義兄からはお盆なのになんの連絡もないなぁ。(まだまだだな、私。こういうしたムクムクと出てくる気持ちを抑えられる人にならなくては)

 

 

 

どろんぱ豆さん、良いお話をありがとうございました。

doronpa316.hatenablog.com

 

 

 

たくさんの「同じ」や「似てる」があって(いや、私が勝手に見つけて)、勝手に親近感を覚えています、ysat1103さん。なんだか父の言葉を聞いているようで心地よく、毎日楽しみに読ませていただいています。ありがとうございます。

 

tysat1103.hatenablog.jp

 

 

ありがとう。

訪問してくれるみんなに感謝☆

恋する千代さん

こんばんは、haruです。ずいぶん久しぶりに記事を書いてる気がします。息子に合わせて、しっかりと夏休みしてました(笑)

 

 

その間、色々ありました。えっと・・・、どこから書けばいいのかな。ちょっと、前回の記事を確認して、時系列に起こしてみますね。

 

 

harutico.hatenablog.com

 

 

そっかそっか、千代さん、デイの体験でした。実は、その翌週の水曜日、まだ契約もしていないし、もちろん体験も前回で終わりだったのに、何故かデイへ行く準備を万端にしていた千代さん。

 

あーだこーだ文句を言ってたわりには、行く気満々だった!!

 

 

これってもしやチャンスでは?

 

 

速攻で契約を済ませ、ついでに訪問看護の相談も進めました。ちょっとだけ、支援の光が見えてきた。次の木曜日からの通所が決まりましたよ。これで一安心です。

 

ってことで、お盆を控えているし、今のうちにちょっと実家に帰っておこうと、息子と二人、ちょこっとだけ帰省しました。久しぶりに友達とご飯行ったり、母と足湯に行ったり楽しかったです。のんびり~(〃艸〃)

 

 

 

「行きはよいよい帰りはこわい~♪」が定番となってる帰省。ほんの一週間ほどだったのに、帰ってみると家じゅうが汚い。6時間以上運転してクタクタになってるのに、あちこち掃除しなければならない状態です。

 

2時間以上かけて、砂だらけの玄関、黒ずんでる排水溝のお風呂場や、ドアまで便が付着してるトイレ、一度も掃除機かけていないであろう家じゅうを綺麗にし、冷蔵庫の中の日付の過ぎた物や生ものを捨てたり、シーツ交換や洗濯等々・・・。もう、汗だくです。

 

毎度のことながら、「着いたよコール」を実家にすることも忘れて掃除に没頭です。(いつも母に怒られる(苦笑))

 

 

でね、そんな私に話しかけてきた千代さん。

 

「やっぱり午前中はお風呂だけで、他は何にもしないで座ってるんだけどね、午後は色々と楽しいことがあって、3時のおやつの時には、希望者にコーヒーも出してくれるん。お風呂の後はねー、男の人が丁寧にお髪をドライヤーで乾かしてくれて、櫛までとかしてくれて・・・。若い男の人。幸せ♡」

 

どうやら、デイサービスはとっても楽しかったようです。髪を乾かしてくれた男性職員のを何度も嬉しそうにしてました。「顔はブスだけど。」なんて言っていたけど、ワクワクが伝わってきましたよ。

 

はい、恋する乙女です。

 

 

そのせいですかね、完全に軽躁です。話す声はデカくなったし、やたら攻撃的な口調だし、4時には目が覚めるし、「これ、おしっこや便の始末をしてくれるお礼!感謝の気持ち!!」と、私に2万円くれたし。(ありがたく貰ったけど)

 

恋するのは大いに結構。私にお小遣いをくれるのも大変結構。

 

だけど躁は嫌だなぁ。通所に慣れて、デイサービスが日常になるまでは気をつけなきゃヤバそうです。あー、今日は木曜日。どうなる?千代さん。

千代さんのデイサービス体験と私のプチ休息

こんばんは、haruです。一昨日の水曜日、千代さんがデイサービスの一日体験に行ってきましたよ。緊張からか、いつもの早朝覚醒がさらに早くなり、落ち着かない感じでウロウロしてました。

 

千代さんにとっては、ワクワクするおでかけなんでしょうね、きっと。とっても期待していたみたい。

 

期待が大きすぎたのかな?ご機嫌で帰ってきたけれど、送迎の方がいなくなると、とたんに不満げな表情に。

 

「午後は色々したけれどね、午前中はただ椅子に座ってるだけだった。」と愚痴り始めました(苦笑)

 

まあでも、それは仕方ないんですよね。デイだって特養だって老健だってどこだって、午前中は入浴に充てられています。オムツ交換、お茶の用意、トイレ介助・・・、職員はドタバタの大忙し時間です。お昼ご飯までに入浴を終わらせようと、係になってる職員は汗だくになりながら頑張っているはず。

 

 午後にも入浴があるなんてのは、個別ケアにとことんこだわってる施設で、「どうしてもお風呂は午後がいい!」という入居者さんの声を大事にしてます!みたいなとこくらいだと思います。そんなに多くはないでしょうね。

 

以前働いてたユニットケアの特養はそんな感じだったけど無茶苦茶キツかったなぁ。入浴に人が取られて、リビングにいる職員の数が一日中少ないっていうね。転倒とかのリスクは高くなりますよね。難しいとこです。どこも人手不足すぎる。

 

みんなが楽しみにしている午後のレクリエーションのためにも、やはり午前に入浴がベストなのだろうなと思います。

 

 

そんな感じなので、千代さんも、午前中はほぼほぼほったらかしだったのでしょうね。こないだ見学に行った時も10時頃でしたが、リハビリしてる人以外はぼーっと座ってるだけでしたから。

 

「千代さん、どこもそんなふうだと思うよ。午前中はお風呂があるから、職員さんも大変なんだよ。」と言ってはみたけど、不満げな表情はそのままでしたね。

 

さて、どうなることやら。じっくり悩んでもらいましょう。介護保険法の理念にもあるように「自己決定の尊重」です。もちろん家族の思いは別にあるのだけど、決定は本人ですもんね。決めるのを待ってみます。

 

 

 

もう一つご報告。上の話とは時系列が前後します、すみません。先週末からの3連休のお話です。

 

連日の暑さ、草むしり、千代さんの失禁などでクタクタだった私。連休は、主人のお休みを期待してました。なのに・・・。

 

「土曜と日曜、セミナーだから東京に行くね。」だってさ。おまけに、「あそこの遊園地連れてったら?」とか、「あそこのプールはどう?」なんて、息子と私の予定を勝手に提案してくる。

 

あなたはいいよ。自分がしたい勉強をするために行きたいところへ行って、自分だけで好きなことが出来るんだから。私は、息子と遊びに行く前に掃除や洗濯を済ませ、千代さんの昼と夜のご飯を用意したり、千代さんが必要とするものがあるかチェックしたりしなきゃいけない。いつもそれらがセットになってる。

 

私はあなたとは違うんだー!!勝手に好きなこと言わないでよ!(ぶちっ!)

 

私、お暇をいただきます。

 

 

千代さんのご飯を用意して(土曜日ぶん)、じゃらんで近くのホテルに予約を入れちゃった。

 

ゆっくりステイ、12時チェックアウトのプラン(〃艸〃)ムフッ

 

千代さんが翌日の朝に食べる食パンはあるし(日曜日の)、お昼だけ主人に買ってきてもらって、ゆっくり出来ました。たまには、非日常で過ごさないとやってられないもん。いや、日常が非日常みたいなもんだから、日常に戻ったのか。そうだそうだ。

 

ってわけで、プチ休息でしたが楽しかったです。息子も、私とずっとべたべた出来るし、「ちょっと待って。」言われることもないから、すっごく喜んでました。私にとっても息子にとっても、たまにはこういうの必要だなぁ。

 

私みたいな状況で頑張ってるみなさん、たまにはこんな感じで息抜きしてくださいね。頑張らない日を作りましょう。ゴールが見えないのだから、せめて自分へのご褒美を区切りにしていきたいものです。(勇気がいるけどね)