いかにして、統合失調症の姑とうまく関わるか

統合失調症の姑との毎日を綴ります。(*2016.4.4~の入院では、双極性障害と診断されました)

レッドライン

こんばんは、haruです。主人は、教育関係の仕事で自営。終わるのは、遅いと23時半くらい。早くても22時。なので、家に帰ると0時前後です。そこから、軽めの食事をとって、寝るのはいつも深夜2時過ぎ。ですから、私も主人も4時間程度しか眠れません。

 

なのになのに、昨日の明け方、4時半くらいかな。ガタガタと音がして、千代さんのタンス部屋の電気が点くのがわかりました。

 

あー・・・、また失禁だ。「夜間はパッドした方がいいよ。」って言っておいたのに、きっとしなかったんだ。さっき寝たばっかなのになぁ・・・と、眠い目をやっとやっと開けて起きました。

 

廊下に出た瞬間、強い便臭。さすがに眠いのも吹っ飛びました。部屋を覗くと、お尻にべったり便を付けた千代さんがパンツを穿き替えようとしている!!

 

 「ちょっと待ったー!!!」と言い残し、息子のおしりふきを持ってきました。ざざっと汚れを落として、温かいタオルで清拭。横に落ちてた便の付着したパンツや、汚れを拭き取ったおしりふきをゴミ袋にまとめてポイッ!

 

さて、もうひと眠りしようかなと思ったら、タンス部屋から、脱いだズボンとズボン下を持った千代さんが、それらをそのまま洗濯機に入れようとしてるし(汗)

 

またまた「ちょっと待ったー!!!それ、汚れてない?」と確認したら、「うん、汚れてるから洗う。」だって。

 

最初から、下洗いする気無しじゃん。それならいっそ捨てちゃってほしい。

 

 

 

去年、薬の副作用で、一日中、ずっと出っ放しって感じの尿失禁が続き入院しました。薬の調整すると、完全にというわけじゃないけど、ほぼほぼ尿失禁は消失しました。したはずだったんだけど、最近は頻回だな。

 

今回も薬のせい?認知症が進んだのかな?去年とは、なんかちょっと違う気がするけど、調べてみないとわかんないよね。便失禁も増えたし。

 

 

とりあえず、疲れた。

 

 「こんなのが続くと、さすがに私も疲れる。トランプさんじゃないけど、レッドライン(入所する時期)を設けてね。そこは、他人の私が決められることじゃないでしょ。お義兄ちゃんに相談してくれないかな。看る気がないのならこっちで決めるって言わないと、後になって、こうするつもりだったあーするつもりだったとか言われるよ。」と主人に言いました。

 

が、「三人(主人と私と息子)で出ていけばいい。(千代さん)一人でなんとかすればいいんだ。」「食べさせたり飲ませたりしなきゃいい。(失禁するから)」とこんなです。ほんと、男ってなんなんだろう。あなたの母親でしょう?と言いたくなる。

 

義兄なんて、ここ数年連絡すらない。4年ほど前に「お母さんの家に住まわせてもらってるんだから感謝しろ。」って言われたあの日から、一切連絡なしです。だいたい、感謝しろって言う人が、ただの一度も「ありがとう。」と言わないのだから、ちょっとおかしいよね。

 

 

実際に介護している人は、なかなかレッドラインを決められません。自分の頑張りが足りないんだとか、まだまだ、もう少し頑張れるはずとか、そうやって見えないゴールへと突き進もうとします。だから、誰かにストップかけてもらうことって、とても大事だと思うんですけどね。

 

ってか、自分達の母親や父親のことくらい、ちゃんと考えて何とかしろ!って感じ。私には、協力義務しかないのだから。

尊厳とか自立とか自分らしく生きるとか

こんにちは、haruです。テレビで、蛍鑑賞の話題が出てました。もうそんな時期なんですね。私が生まれ育った地域では、「蛍調査」なるものがあり、子供会で地元の川や用水路なんかを散策、生息調査し、それを市がまとめて「蛍マップ」を作っていました。懐かしいな。

 

 

さて、千代さんですが、また尿失禁が出てきました。もしかすると、私が知らなかっただけで、ずっと続いていたのかもしれません。

 

昨夜、お風呂からあがって、息子にパジャマを着せ、自分の髪にドライヤーをかけようと脱衣所へ向かっていた時、トイレから出てきた千代さんが、何やらバタバタしていました。

 

あー、また便失禁かなぁと思いながら部屋を覗くと、下着衣を更衣してる千代さん。

 

「汚れちゃった?」と聞くと、「おしっこが出ちゃってて。」とのこと。

 

「脱いだ下着は?」と尋ねたら、「あっちの部屋に置いてきた。」(千代さんのタンスや、その他つるしの服を置いてある部屋)と指差しました。

 

その部屋へ見に行くと、洗濯して干したものを取り込み、それをたたんだように、それはそれは綺麗にビシッとたたんで、積み重ねて置いてありました。そこは、いつも千代さんが、次の日の着替えをたたんで置いてある場所。汚れたものと言われなければ、確実に次の日に着るものだと思って、気にも留めなかったでしょう。

 

もしも、私と息子、二人がお風呂に入っている時だったら、絶対にそのまま、次の日の着替えとしてそこに置いてあったはずです。

 

そのままそれを着替えにすることはないでしょうが、下洗いなしで洗濯機に入れていたはず。(洗濯だけは、千代さん、自分の分は自分でします。乾燥までしてくれるドラム缶型のやつですから、スイッチオンだけですもん。それくらいやってもらわないとね。)

  

前にも、尿汚染した下着をそのまま洗濯機に入れられたことあったなぁ、うちには、洗濯機一台しかないですし、それは嫌だ。違うラインで洗っていても嫌だ。

 

だから、なるべく気が付くよう、音や動きに敏感でいるようにしています。下着の下洗いやハイター浸けをしたいし、家が便で汚れるのは嫌だもんね。

 

なんだけど、頻繁に便失禁があって下のお世話をしたり、尿失禁後の処理をしていると、なんていうか、「自分って、なんて価値のない人間なんだろう。」って気持ちになる。まず、「ありがとう。」とは言われませんから。

 

大前提として、過去に人格を否定することを、何度も激しく暴言として受けたり、嫌なことをされたりしたってことがある。更に、普段の尊大な態度があり・・・。それでも身の回りのお世話はしなきゃいけない。そりゃ、私って?ってなるよね。

 

尿失禁一回で、パンツ、短いズボン下、長いズボン下、スウェットのズボンの四枚が汚染されます。これを手洗いしていって、バケツのハイター液に浸けます。そうやってる間に、千代さんの部屋の電気は消え眠ってしまい、早く寝かしつけたい息子はほったらかしになっているっていうね。こんなんでいいのか?

 

 

介護保険法に「尊厳を保持し、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう・・・。」という文言があります。

 

・要介護度の維持や改善

・ADL、IADLの自立→QOLの向上

・選択権の尊重→自己決定

 

 これらを保持、尊重しようと頑張ると、支える家族のそれ(尊厳やQOL)は保持しにくいし、選択権もあったもんじゃない。

 

だけど、家族にだって保持されるべき尊厳はあるし、自分らしく生きる権利だってあるはずです。あるはずなんだけど、そんなものはない現実。

 

 こんな矛盾というか、どうにもならないことが、いつも頭の中でうにょうにょしています。

 

 

もちろん、介護は私のほんの一部であって、大切にしてくれる主人や可愛い子供、大切な友人、心配してくれている両親など、幸せな「他の部分」もたくさんあるわけだから、トータル幸せ寄りだって思わなくちゃいけないのかな。みんな、そうやって意識をシフトして「足るを知る」ことが出来てるんだろうか。

 

主人は、「そういうのは、色々勉強していくと楽になるから勉強しな。」って言うけれど、本当にそうなの?いったい何をどんだけ勉強すればいいんだろうね。

ワンオペレーション

こんばんは、haruです。最近、ネットで「ワンオペ育児」という言葉を知りました。若いころ、某ハンバーガーチェーン店で働いていたことがあるので、「ワンオペレーション」という言葉自体は知っていましたが、それが育児とくっついちゃうなんて、ピコ太郎もびっくりですよね。

 

www.huffingtonpost.jp

 

なるほどなぁ。動画も観てみましょう。

 

 

 

ムーニーから、はじめて子育てするママヘ贈る歌。 「moms don’t cry」(song by 植村花菜)

 

 

うちもこんな感じでしたね。立ち合い出産こそしましたが、主人が仕事から帰るのは、いつも23時過ぎ。完全にワンオペでした。

 

しかも、里帰りから戻って一ヶ月後、息子が生後三か月の時に、激躁で入院していた千代さんが、廃人のようになって退院してきましたからね。

 

ワンオペ育児+ワンオペ介護です。

 

当然、生後三か月の息子は手がかかります。廃人のような千代さんも、自分で出来ることはほぼありません。

 

おまけに、入院する前の躁状態の千代さんには、病気とはいえ、人としてそこまで言っちゃいかんだろ?ってくらいのことを言われたりされたりしていて、それなのにその人のお世話をしなくちゃいけない。

 

無茶苦茶ムカつく気持ちと、病気なんだから仕方ないって思わなきゃいけないという気持ちとが入り混じり、常にストレスフルでした。(この気持ちはずっと消えない未熟者な私)

 

 

ほんと、人生で一番辛い時期だったと思います。

 

なので、動画を観ても批判的な気持ちは全くなく、「自分、頑張ったな。」と泣けた泣けた。もちろん、懐かしいなとか、子供って愛おしいなとかいう気持ちもあってです。

 

それに、主人にやってもらうとかえって二度手間になることを予想し、自分自身で選んだワンオペでもありますしね。(子育てに限っては、です)

 

 

で、現在。

 

金曜日、親子遠足でした。朝、5時に起きて、お弁当と千代さんのお昼ご飯作り。朝ご飯も一緒に作り、息子に食べさせてから自分の身支度。

 

そろそろ8時だって頃、千代さんがトイレから出てこないことに気が付きました。

 

こういう時の嫌な予感って的中しますね。やはり、便失禁でした。急いで清拭や汚染した下着の処理、更衣をしていると、今度は「ママ、うんち~。」と息子。

 

 

マジで???なぜにいつも連動する?

 

おまけに、サイドボードの下から、もう一枚、汚れた下着を出してきた千代さん!!!あーん、もうっ!!しっちゃかめっちゃじゃないの。

 

 

やっぱ、未だにワンオペらしい。

 

介護も育児のように、いつかは「その時間が宝物になる」のだろうか?

 

 

 

 

※あ、それでも、なんとか集合時間ギリギリで間に合いました。早め行動のせっかちで良かった(笑)

男脳と女脳の違いなのか、それとも・・・。

こんばんは、haruです。もう、連休も終わりに近づいていますね。うちは、主人の仕事の時間が日によって違ったり、締め切りのある原稿を書いていたりで、「安極近極短」です。

 

そんな中、近くに住む義父(千代さんの元夫)から、「お寿司食べに行かないか?」とのお誘いがあり、ご馳走になってきましたよ。

 

むちゃくちゃ美味しかったんだけど、息子はねー・・・、「コーンとハンバーグのお寿司がない!」と、回らないお寿司屋さんにご立腹でした(笑)もうすぐ5歳の子にとっては、それらのないお寿司屋さんが不思議だったようです。

 

そんな、ぶーたれてる息子をなだめていると、義父に「お母さん、入院したのか?」と聞かれました。前回、義父に誘われた時は、千代さんも一緒だったのだけど、今回は、千代さんには知らせませんでした。

 

家の中をうろうろしたり、パッと外へ出たと思ったらすぐに戻ってきたり、ずっと読んでいなかった本をまた読みだしたり、変化があったから。こういう時、義父と会わせて激躁へと突っ走った過去があるので、それを避けたのです。

 

義父の質問に「今年は、入院しなかったよ。」と答えた主人。

 

「そうかー。なら良かったなぁ。」と義父。

 

 

そうなの?良かったの?そうなんだ。お義父さんもそうなんだね。(私、心の声)

 

 

 

実は、ちょっと前、主人に同じようなことを言われたんです。「今年は、何事もなく(入院することもなくって意味)4月を乗り越えられそうで良かったね。」と。

 

何事もなく?毎日色んなことが起こってるじゃん?今も、留守中、部屋に侵入されてるよ?(まだ、障子に鍵をつける前です)

 

確かに、千代さんの症状が悪化することは良いことではありません。でも、私にとって千代さんの入院は、貴重な休養なんです。だって、物理的に距離をおけるのっていったら、それしかないんだもん。あとは、私が家出か入院するか?

 

別に、本気で入院してほしい!!!って思っているわけじゃない。だけど、そんなことを私に言っちゃいかんだろ!って、ちょっと思ったんです。

 

男脳と女脳の違いが、こういったズレになるのかなーと思って、その時、主人には特に何も言いませんでした。喧嘩になるのもやだったしね。

 

 

 

で、それがあって、今回の、主人と義父の会話です。

 

あれっ?これって、男脳と女脳の違いだけじゃないんじゃない?なんか、分かってしまった!!ってなるよね。

 

義父→もう、千代さんとは離婚しているので、まあ、傍観者というか、第三者というか、無関係。

 

主人→一応、同居はしているけど、気持ち的には義父と変わらない?

 

 

さすがに、孤独を感じてしまった。ので、私と息子の夏服を二着ずつ、衝動買いしてやった。ふふっ。

認定調査で添付したもの

※睡眠    普段は、毎日の眠剤と、頓服により眠れているが、病気の症状が悪化すると、頓服も効かなくなり、一日の睡眠が二時間程度という日が続く。このような状態の時は、躁になっており、夜中でも家族を巻き込んで、ずっと暴言を吐いたりわめき散らしたりしている。なので、眠れなくなったら要注意。

 

※食事   三食とも自分で摂取出来ているが、調理、配膳はしない。後片付けは、自分の分のみ出来る。こだわりが強く、一つのものを食べ続けたり、逆に、主食は食べなかったり、●グラムだけ食べるなど、こうと思い込むと、家族が助言するも、なかなか修正出来ない。

 

※排泄  

・去年の入院前にあった、多量の尿失禁は、退院後は消失したままで、たまに、見られるが、頻回ではない。

尿汚染した下着は、放っておくと、そのまま他の物と一緒に洗濯しようとするので、下洗いやハイターづけは、家族の介助が必要。

・毎日の下剤の他に、頓服も用いて便コントロールをしているが、月に二度~三度くらい、夜間、多量の便失禁あり。本人によると、便意が無いとのこと。そのため、トイレで汚染された下着をおろすので、自分の手はもちろん、下半身のほとんど、便器、便座、トイレットペーパーホルダー、床を、汚染させてしまう。本人は、自分が汚れているという認識はなく、そのまま下着衣更衣をしようとするので、清拭、手洗いの声かけや誘導、汚れた衣類の処理等は、家族による介助が必要。トイレを汚したということは解る時もあるが、トイレットペーパーで広げるだけ(本人は掃除しているつもりだが)なので、逆に汚染を広げてしまうので、トイレの掃除も家族がしなければいけない。

 

 

 

☆基本、薬が効いている時は、低め安定といった感じで落ち着いているが、時期的なものや、ライフイベントなど、何かが引き金になり、症状は急変するので、いつもと違うことを始めたり、眠れなくなったり、落ち着かなくなったりしたら、毎回の受診時に主治医に渡す「記録」にそれを書き、処方を変えてもらったして対応する。

症状が悪化すると、

・落ち着かなくなり、家の中をうろうろする

・昔の話をたくさんするようになり、感情失禁が多くなる

・お金遣いがあらくなる(投資信託に手を出したり、買い物しまくったり)

・言葉遣いが乱暴になり、自分は偉い、すごいと尊大になる

・行動的になり、あちこち出かけてしまう(運転免許は持っているが、ここ5年くらいほぼ運転していないので危険)

・離婚した元夫の家に泊まりにいったりしてしまう

・家族に対して攻撃的になり、妄想からくる暴言をずっと繰り返す(妄想対象は、同居している次男嫁と次男の息子)

・聞こえてくる幻聴に操られるように、その通りに行動する(「家じゅうの物を洗濯しろ。しないと悪魔がくる。」という幻聴が聞こえてきて、家じゅうの物を洗濯しまくった。*洗うだけで畳んだり片付けはしない)

・色んなことに手をつけるが、どれも中途半端でうまく出来ないので、その後始末を全部家族がすることにになる

・饒舌、多弁になり、ずっと誰か(ターゲットを見つけて)に向けて喋る。電話の横に椅子をおき、ずっとあちこちに電話をしまくって、とにかく喋る。喋りすぎて声が出なくなっても、ガラガラで、ほとんど出ない声で喋り続ける。

・もともと薄い病識がさらになくなり、自分は病気じゃないと、拒薬するようになる

 

 

☆最近の出来事としては、息子夫婦の寝室や部屋へ、家族の留守中に勝手に入り込むことで、家族とトラブルになった。診察時、主治医から、「トラブルになるから入ってはいけない。」と言ってもらったが改善せず、「入ってない」と嘘をついたり、入ったことがバレよう、中途半端な証拠隠滅をしてあったり、「入ってしまったものは仕方ない。」と開き直ったりしたので、障子に鍵をつけ、入れないようにした。

 

 

 

65歳になる前に、精神の方でのサービスの利用が無かったため、介護でのサービスしか受けられないようですが、介護認定の調査項目にひっかかるようなことで、家族は困っているわけではありません。身体的に自立しているからこそ、認知症も軽いものだからこそ困ることがあり、家族の負担は大きくなります。そのあたり、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

認定調査

こんにちは、haruです。さっき、千代さんの認定調査がありました。もう、1年経つのか・・・。なんでこんなに早いんだろう。ちょっと、いやいや、かなりゾッとします。

 

 

 

 

harutico.hatenablog.com

harutico.hatenablog.com

 

 

 

えっと、去年の認定調査の過去記事です。今年も、調査員は同じ方でした。一応、去年のように、本人が言わないこと、本人の前では言えないこと、症状が出た時の状態等々、細かく打ち込んで印刷したものを渡しました。

 

ただね・・、「身体での不都合がないと、介護度には反映されにくいんですよね・・・。」と、やっぱり先に言われちゃいました。

 

だったら、なんで障害と介護を一本化しちゃったの?

 

って話ですよね。障害だったら使えたはずの時間数はどこへ消えた??

 

 

謎すぎる。

うんうんうんうん

こんばんは、haruです。息子くんが、ロタウイルスか何かで、季節の変わり目にお決まりの、感染性胃腸炎にかかりました。

 

先週末から具合が悪く、2,3日、結構高めの熱が続き、そして水様便。ぐったりして横になったまま動きません。立つどころか、座りもしない。

 

ご飯は、昨日になりやっと、「スイカときゅうりと梅干しなら食べられそうかな。」と言い出すくらいの、ゆっくりゆっくりの回復です。昨日なんかも、朝と夕の2回、パンツの中に未消化便が出ちゃうくらいなので、今週は幼稚園にも行けていません。

 

お風呂も、昨夜が3日ぶり。そんな中、事件は起こりました。

 

服を脱がせて、さあ、お風呂へ!ってとこで、「うんち出そう!!」と言い出した息子くん。

 

でも、ついさっきトイレから出たばかりの千代さんが、またすぐにトイレへ入り、なかなか出てこない。

 

「おばあちゃん、多分、うんちしてるから、ちょっと待ってて。」と、真っ裸の息子くんを待たせました。

 

もうね、この時間帯にシチュエーション。嫌な予感しかしない。

 

思考が現実化したのか、私の勘が鋭いのか、やっとやっと千代さんがトイレから出てきて、息子くんを急いで連れていくと、そこはもう・・・・。

 

トイレットペーパーホルダー、便座、便器とべったり便がついている。これだけで、便まみれの千代さんを容易に想像出来ます。

 

が、しかしっ!!目の前には、今にもうんちが出そうな息子くん。

 

とりあえず、トイレ掃除だ!

 

希釈したキッチンハイターのスプレーをシュッシュしまくり、これでもかってくらいに拭き上げ、息子くんを座らせ、千代さんのとこへ・・・。

 

 

着替えようとしてる千代さん。新しいパンツを穿こうとしてるとこでしたが、太もももふくらはぎも、裏側にべったりと便。足もとには、こっとり汚れたパンツ。それを踏んだと思われる靴下。

 

(着替えるの)「ちょっと待ったー!!!」と言いながら、聞こえてくるのは、息子くんの下痢音。

 

誰か、私に「王様の耳はろばの耳」みたいな穴をください。叫びたい。

 

ってなことを思いながら、息子のお尻拭きで、太ももやふくらはぎの裏側の便をざっと取り、古いタオル使って、下半身を清拭しました。

 

「出てるのが分からないなんて嫌だねぇー・・・。」って言った千代さん。は?それを拭く私の方がもっと嫌ですけど?って突っ込んでやりたい。

 

 

あー、サッパリスッキリ綺麗になった♪とホッとしたのもつかの間、次は、「もっと、うんと汚れたパンツを捨てようと思って袋に入れたんだけど見つからない。」と言い出した!!(足元にあったのは、2枚目のパンツだった)

 

どうやら、1度目のトイレの時にも、パンツを汚したらしい。そしてそれは、うんと汚れているらしい。さらに、なくしたそうだ。

 

 

トイレには、真っ裸の息子くんを放置したまま。でもでも、、汚れたパンツをそのまま放置だなんて絶対に嫌だーーーーーー!!!!

 

 

千代さんがパンツを出してきたタンス、お布団の中、トイレ、色々探したけど見つからない。最後の最後、今まで、汚物は絶対に捨てないでと、何度も言ってきたキッチンのゴミ箱を、まさかねと思いながら見に行ったら、しっかり入ってるじゃないの!

 

「ここに入ってたよ。」と伝えたら、「ふーん、入れたのか?」だって。

 

 

え、私ですか?

 

 

 

そんなこんなで、今日は朝から「うんうんうんうん」な日でしたよ。

 

あんまりにもムカついたので、「キッチンハイターを使いきりました。帰りにお願いします。」と主人にラインをしました。

 

敬語でキッチンハイターとくれば、主人はすべてを理解するでしょう。私の可愛い意地悪です。こんだけ頑張ってるんだ。申し訳なさそうにしてる主人を見て、スッキリするくらい許されるよね。

 

 

その主人の一言。「また、部屋へ侵入した時みたいにしらばっくれるかもしれないから、汚染したものの写真を撮っとかないと。」だって。

 

おー、なるほど。そうね、次はそうしよう。